留学・ワーホリの通信は、「eSIM → 現地SIM」の2段階で考えると整理できます。数ヶ月以上の滞在なら現地SIMのほうがコスト面で有利ですが、契約には住所や本人確認が必要で、到着直後には間に合わないことが多くあります。そのため最初の数週間から1か月をeSIMでつなぐのが現実的です。あわせて日本の電話番号をどうするかも、出発前に決めておきましょう。
ビザの手続き、学校の申し込み、住まいの目星。
やることが多すぎて、通信のことは後回しになりがちではないでしょうか。
ただ、長期滞在の通信は短期旅行とはまったく別の問題です。
数日の旅行なら、日本でプランを買っていけば済みます。
しかし数ヶ月から1年となると、最終的には現地の回線を契約することになります。
ここで多くの人がつまずくのが、到着してすぐには契約できないという点です。
住所や本人確認の書類が必要で、着いた日にすべてが揃っているとは限りません。
そこでこの記事では、到着から現地契約までをどうつなぐかを中心に整理していきます。
- 長期滞在の通信が、短期旅行と何が違うのか
- 到着直後の手続きと、現地SIMを契約できるようになるまでの期間
- 日本の電話番号を残すか、解約するかの判断基準
- つなぎ期間に使うプランの選び方と、出発前の準備
先にお伝えしておくと、長期滞在では現地SIMが基本です。
その前提のうえで、最初の期間をどう乗り切るかを考えていきましょう。
留学・ワーホリの通信、短期旅行と何が違う?
長期滞在では、最終的に現地のSIMを契約するのが基本です。
短期旅行のように「日本で買って持っていく」だけでは終わりません。
数日の旅行と数ヶ月の滞在では、考えるべきことがまったく変わります。
違いを3つに整理しておきましょう。
長期滞在ならではの3つの違い
| 項目 | 短期旅行 | 留学・ワーホリ |
|---|---|---|
| 費用の考え方 | 数日分をまとめて払う | 月額が積み重なる |
| 最終的な通信手段 | 日本で買ったもので完結 | 現地のSIMを契約する |
| 現地の電話番号 | 不要なことが多い | 仕事や住まい探しで必要になる |
| 日本の電話番号 | そのまま維持する | どうするか判断が必要 |
| 準備の範囲 | 通信手段だけ | 銀行口座や住まいとも関係する |
とくに下の2つは、短期旅行では考える必要のない項目です。
ワーホリで働くなら現地の電話番号がないと不便な場面が出てきます。
仕事の連絡先、住まいの契約、各種の登録などです。
コストで見ると現地SIMが有利
まず費用の話から、正直にお伝えします。
数ヶ月以上の滞在なら、現地のSIMを契約するほうが安く済みます。
日本から持っていくプランは日数単位の料金設定が多く、長期になるほど割高になるためです。
- 月額制のプランが選べる/現地の人と同じ料金体系で使えます
- 大容量プランが手頃/国によっては、日本より安く大容量が使えることもあります
- 現地の電話番号が持てる/仕事探しや住まいの契約で必要になります
- 長期になるほど差が開く/1年となれば、その差は大きくなります
判断基準:3ヶ月を超える滞在なら、現地SIMへの移行を前提に計画してください。
日本で買ったプランだけで1年を過ごすのは、費用面で現実的ではありません。
プリペイドSIMは到着後すぐに買える
ここで、よくある誤解を解いておきます。
「現地SIMの契約には時間がかかる」と思われがちですが、プリペイド式なら到着後すぐに購入できます。
- 空港やスーパー、コンビニで買える/専門店を探さなくても手に入ることがあります
- パスポートがあれば契約できる/身分証明書として使えます
- 住所や銀行口座は不要なことが多い/月額契約とはここが違います
- ただし店を探して手続きする時間は必要/着いてすぐ使えるわけではありません
一方で月額契約のほうは、条件が増えます。
住所の確認書類や銀行口座が求められることがあり、到着直後には揃わないことも多いでしょう。
| 種類 | 必要なもの | いつ契約できるか |
|---|---|---|
| プリペイドSIM | パスポートがあれば可能なことが多い | 到着後すぐ |
| 月額契約 | 住所の確認書類、銀行口座など | 生活が落ち着いてから |
※必要書類は国やキャリアによって異なります。渡航先の最新情報をご確認ください。
それでも「着陸した瞬間」は空白になる
プリペイドSIMが買えるとしても、飛行機を降りたその瞬間から使えるわけではありません。
ここに数時間の空白が生まれます。
- 空港から宿泊先までの行き方を調べる/経路検索や配車アプリを使います
- 送迎のドライバーと連絡を取る/見つからないときに電話やメッセージが必要です
- 到着を家族に知らせる/心配している人がいるはずです
- 予定が変わったときに対応する/フライトの遅延や、迎えが来ないといった不測の事態もあります
この時間帯は、長い滞在のなかでもっとも不慣れで、もっとも慌てやすいタイミングです。
にもかかわらず、プリペイドSIMを買うには店を探して手続きをする時間が必要になります。
到着が深夜便なら、店が開いていない可能性もあるでしょう。
判断基準:長期滞在の通信は、「eSIM → 現地SIM」の2段階で考えると整理しやすくなります。
eSIMは着陸直後から現地SIMを手に入れるまでをつなぐ道具だと位置づけましょう。
- 数ヶ月以上の滞在では、現地SIMのほうがコスト面で有利
- プリペイドSIMはパスポートがあれば到着後すぐ買えることが多い
- 月額契約は住所や銀行口座が必要で、落ち着いてからになる
- ただし着陸直後は空白になる。ここをどうつなぐかが課題
到着直後をどう乗り切るか
到着後の手続きには順番があり、住まいが決まらないと進められないものがあります。
その間ずっと、通信は必要になります。
留学やワーホリでは、着いてすぐにやることが集中します。
しかも、それぞれが独立していません。
着いた日から始まる手続き
渡航後にやることを並べてみましょう。
| やること | 通信が必要な場面 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 空港から滞在先へ移動 | 経路検索、配車アプリ、送迎との連絡 | 到着当日 |
| 家族へ到着の連絡 | メッセージや通話 | 到着当日 |
| 学校の手続き | 場所の確認、書類のやり取り | 数日以内 |
| 住まい探し | 物件の検索、内見の連絡、契約手続き | 数日〜数週間 |
| 銀行口座の開設 | 店舗の検索、予約、必要書類の確認 | 住まいが決まってから |
| 現地SIMの月額契約 | プランの比較、店舗の検索 | 住所や口座が揃ってから |
見てのとおり、すべての場面で通信を使います。
通信を確保しないと、他の手続きが進められないという関係です。
手続きには順番と依存関係がある
ここが長期滞在の難しいところです。
やることの多くが、前の手続きの完了を前提にしています。
- 住まいが決まらないと住所が確定しない/宿泊先が仮住まいだと、正式な住所として使えないことがあります
- 住所がないと銀行口座の開設が進まない/滞在先の住所が求められるのが一般的です
- 口座がないと月額契約ができないことがある/支払い方法として求められる場合があります
- そして、どの手続きにも通信が必要/調べものや連絡が発生します
つまり通信は、この連鎖のいちばん最初に必要になります。
現地SIMの月額契約を待っていると、その前の手続きが進みません。
- 到着後の早い時期ほど、少ない書類で作りやすいとされています
- 時間が経つほど必要書類が増える傾向がある/国によって扱いは異なります
- 必要なものの一般例/パスポート、ビザの情報、滞在先の住所、初回入金分の現金など
- 国によっては税務番号も必要/渡航先の制度を確認しておきましょう
この点からも、到着後は早く動けるほうが有利だと言えます。
そのためには、着いた時点で調べものができる状態になっている必要があります。
つなぎ期間はどれくらい見ておくか
では、現地SIMに落ち着くまでどれくらいかかるのでしょうか。
プリペイドSIMなら数時間から数日、月額契約なら数週間から1か月程度を見ておくと安心です。
| 目指す状態 | かかる期間の目安 | 用意しておきたいプラン |
|---|---|---|
| プリペイドSIMを買うまで | 数時間〜数日 | 短期プランでも足りる |
| 月額契約に移るまで | 数週間〜1か月程度 | 30日程度のプラン |
| 生活が落ち着くまで | 1〜2か月 | 余裕を持つなら30日プラン |
※渡航先や個人の状況によって大きく変わります。あくまで目安としてご覧ください。
どこまでつなぐかは、方針によって変わります。
- 早めにプリペイドSIMへ切り替える
到着後すぐに現地のプリペイドSIMを買い、後から月額契約へ移る方法です。つなぎ用のプランは短期間で済みます。 - 1か月はそのまま使い、落ち着いてから契約する
30日程度のプランを用意しておき、住まいや口座が整ってから月額契約に移る方法です。慌てて契約先を選ばずに済みます。
判断基準:渡航先の事情に詳しくないなら、1か月分を用意しておくほうが安全でしょう。
現地のプランを比較する時間が取れるためです。
逆に、すでに渡航先の情報を集めていて買うプリペイドSIMを決めているなら、短期プランでも足ります。
- 到着後の手続きは、住まい・口座・契約が順番に依存している
- そのすべてに通信が必要なため、通信は最初に確保する
- 銀行口座は到着後の早い時期ほど、少ない書類で作りやすいとされている
- つなぎ期間は、月額契約まで見るなら30日程度を想定しておく
日本の電話番号をどうするか
日本の電話番号は、解約せずに維持するのが基本です。
銀行やクレジットカードの本人確認に使われるため、失うと手続きが進まなくなることがあります。
短期旅行では考える必要のない判断です。
しかし数ヶ月から1年となると、月額を払い続けるかという問題が出てきます。
結論から言うと、残しておくほうが安全です。理由を見ていきましょう。
残すか、解約するか
まず両方の選択肢を並べます。
| 項目 | 番号を残す | 解約する |
|---|---|---|
| 費用 | 月額がかかり続ける | かからない |
| 銀行やカードの認証 | そのまま使える | 使えなくなる可能性がある |
| 各種サービスのログイン | 問題なし | SMS認証が受け取れなくなる |
| 家族からの連絡 | 日本の番号に届く | アプリでのやり取りが中心に |
| 帰国後 | そのまま使える | 番号を取り直す必要がある |
費用以外の項目では、残すほうが有利だと分かります。
番号を残したい理由
もっとも大きいのが、SMS認証が受け取れなくなるという点です。
日本のサービスの多くは、本人確認に登録した電話番号へのSMSを使っています。
- ✕銀行にログインできない/ネットバンキングの認証で番号が使われることがあります
- ✕クレジットカードの認証が通らない/本人確認のSMSが届かなくなります
- ✕各種サービスのログインができない/二段階認証を設定している場合は影響が広範囲に及びます
- ✕海外からは復旧が難しい/窓口に行けないため、対処に時間がかかります
とくに1つ目と2つ目は深刻です。
滞在中にお金の管理ができなくなることを意味するためです。
仕送りの確認、日本のカードでの支払い、送金の手続きに影響します。
判断基準:月額の費用を惜しんで解約すると、取り返しがつかない場面が出てきます。
残す方向で検討するのが安全でしょう。
費用を抑えて維持する方法
「残したいけれど、月額が負担」という場合には方法があります。
格安SIMに乗り換えて、番号だけ維持するという選び方です。
- 番号はそのまま引き継げる/番号を変えずに事業者を移せます
- 月額を大きく下げられる/使わない期間の負担を減らせます
- データ通信はほとんど使わない/現地では別の回線を使うため、最小限のプランで足ります
- 実際に推奨されている方法/ワーホリ向けの情報でも、この方法が案内されています
乗り換え先としては、povo2.0や楽天モバイルのeSIMといったサービスが挙げられています。
料金や条件は変わることがあるため、最新の情報を各社の公式サイトで確認してください。
- 出発の2〜3週間前までに済ませる/SIMロックの確認と乗り換えをまとめて進めます
- 直前だと間に合わない可能性がある/手続きや発送に日数がかかることがあります
- 乗り換え後に動作を確認する/SMSが受け取れるか、日本にいるうちに試しておきましょう
- 解約は帰国後でも判断できる/迷っているなら、まず維持しておくほうが安全です
判断基準:費用が気になるなら、解約ではなく乗り換えを検討してください。
番号を残したまま、負担を減らせます。
現地の通信とどう両立させるか
日本の番号を残すと決めたら、次は現地の通信とどう組み合わせるかです。
ここで役立つのが、1台のスマホで2つの回線を使える仕組みです。
- 日本のSIMは入れたまま/番号を維持し、SMSや着信を受け取れる状態にしておきます
- データ通信は現地の回線を使う/eSIMや現地SIMを追加して、そちらで通信します
- 日本の回線はデータローミングをオフ/これを忘れると想定外の料金が発生します
- 両方を同時に使える/日本の番号で認証を受けながら、現地の回線で通信できます
この使い方は、物理SIMを抜かずに追加できるeSIMと相性が良い形です。
現地でプリペイドSIMを買って差し替える場合は、日本のSIMを抜くことになるため、この両立ができなくなります。
- 日本のSIMは抜いて保管する/小さいため、紛失しないようケースに入れておきましょう
- 抜いている間はSMSが受け取れない/銀行の認証などが必要なときに困ります
- 端末がeSIMに対応していれば両立できる/日本の番号をeSIMにしておく方法もあります
- 2台持ちという選択肢もある/古い端末に日本のSIMを入れておく人もいます
判断基準:日本の番号でSMSを受け取る予定があるなら、差し替えではなく「追加する」形を選んでください。
- 日本の電話番号は、解約せずに維持するのが基本
- 失うと銀行のログインやカードの認証ができなくなる可能性がある
- 費用が気になるなら、格安SIMへの乗り換えで負担を減らせる
- 手続きは出発の2〜3週間前までに済ませておく
現地SIMへの移行と、つなぎ用eSIMの選び方
つなぎ用のeSIMは「対応国」「期間」「容量」「テザリング」「サポート」の5点で比較します。
長く使うものではないため、短期旅行とは選ぶ基準が変わります。
ここまでの整理をもとに、実際にどう選ぶかを見ていきましょう。
現地SIMに移るタイミング
まず、いつ切り替えるかを決めておきます。
| タイミング | 状況 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 到着後すぐ | 空港などでプリペイドSIMを購入 | 渡航先の情報を集めていて、買う商品を決めている人 |
| 数日以内 | 滞在先が落ち着いてから購入 | 店舗を調べてから動きたい人 |
| 1か月以内 | 住所や口座が整ってから月額契約 | じっくり比較したい人 |
どれを選んでも構いませんが、つなぎ用のプランはそれに合わせて用意します。
最初から月額契約を目指すなら、30日程度のプランがあると安心でしょう。
ポイント①:渡航先が対応エリアに入っているか
最優先で確認する項目です。
留学・ワーホリでは、渡航先が決まっているぶん確認は簡単でしょう。
- 経由地でも使うか/乗り継ぎ時間が長いなら、その国も対象か見ておきます
- 周辺国へ旅行する予定があるか/滞在中に近隣国を訪れることもあるでしょう
- 複数国をまわる予定なら周遊プランも検討/ヨーロッパ留学では選択肢になります
- 都市名まで確認する必要はない/国単位で対象なら、通常は問題ありません
ポイント②:期間が「つなぎ」に合っているか
ここが短期旅行との違いです。
長く使うものではないため、必要な期間だけを買うほうが無駄がありません。
- プリペイドSIMをすぐ買う予定なら短期で足りる/数日分のプランでも構いません
- 月額契約まで待つなら30日程度/住所や口座が整うまでの期間を見込みます
- 迷ったら30日を選ぶ/余っても、慌てて契約するより損失は小さいでしょう
- 長期プランを買う必要はない/現地SIMに移るなら、それ以上の期間は不要です
判断基準:1年分をまとめて買うような選び方は避けてください。
現地SIMに移行すれば、それ以降は使わなくなります。
ポイント③:容量は多めにしておく
期間は短くて構いませんが、容量は余裕を持たせるほうが安心です。
理由は、到着直後こそ調べものが集中するためです。
- 住まい探し/物件情報の閲覧、写真の確認、地図での場所チェック
- 手続きの調べもの/銀行や役所の場所、必要書類、営業時間の確認
- 移動の経路検索/慣れない土地で地図を開き続けることになります
- 家族との連絡/到着直後は、状況を伝える機会が多くなるでしょう
旅行と違って観光はしませんが、調べものの量は旅行より多くなります。
判断基準:30日で使うなら、10GB前後を目安にしておくと安心でしょう。
足りなくなったら追加できるサービスなら、少なめから始めても構いません。
ポイント④:テザリングができるか
長期滞在では、パソコンを使う場面が出てきます。
- 学校の課題や手続き/オンラインでの提出や申請があります
- 仕事探し/履歴書の作成や応募には、パソコンが便利です
- 住まい探し/物件情報を大きい画面で見たいこともあるでしょう
- 宿のWi-Fiが弱いとき/シェアハウスなどでは、時間帯によって遅くなることもあります
判断基準:パソコンを持っていくなら、テザリング対応は必須と考えてください。
ポイント⑤:日本語サポートがあるか
到着直後は、現地の言葉でのやり取りに慣れていない時期です。
設定でつまずいたとき、日本語で相談できると心強いでしょう。
- 日本語で問い合わせできるか/現地の言葉での説明は、慣れるまで負担になります
- 対応時間と時差/渡航先によっては、日本の営業時間と重ならないこともあります
- 設定マニュアルを保存しておく/通信できない状態では、サポートページも開けません
- 出発前に一度使ってみる/不明点があれば、日本にいるうちに解消しておきましょう
【結論】つなぎ期間には「X GLOBAL SIM」
ここまでの5つを満たすのが、X MOBILEが提供するX GLOBAL SIMです。
200以上の国と地域に対応しており、購入から設定までオンラインで完結します。
日本のSIMを抜かずに追加できるため、日本の電話番号を維持したまま現地で通信できます。
| 対応国・地域 | 200以上。オーストラリア・カナダ・アメリカなど留学先にも対応 |
| 日本の番号 | 維持できる。着信やSMS受信をそのまま使える |
| 申し込み方法 | オンライン完結。出発前に購入と設定を済ませられる |
| 使用回線 | 渡航先の現地大手キャリアの回線を使用 |
| データ追加 | 残量が減ったら専用アプリからトップアップ購入が可能 |
| 利用条件 | データ通信専用。eSIM対応端末とSIMロック解除が必要 |
- 着陸した瞬間から使える/空港で店を探す必要がありません
- 日本のSIMを抜かなくていい/銀行やカードの認証を受けられる状態を保てます
- 受け取りも返却も不要。荷物の多い渡航でも負担が増えません
- 現地SIMをじっくり比較する時間が取れます
- 足りなくなったらアプリから追加購入できます
- 渡航先が対応エリアに入っているか/公式サイトの対応国一覧で確認します
- 必要な期間のプランがあるか/つなぎに使う日数を決めてから選びます
- データ通信専用である点/現地の電話番号は付かないため、通話が必要なら現地SIMで用意します
- 長期プランは不要/現地SIMに移行する前提で、必要な分だけ購入しましょう
出発前の準備と現地での手順
通信まわりの準備は、出発の2〜3週間前までに始めておくと安心です。
日本の番号の手続きに日数がかかることがあるためです。
短期旅行より前倒しで動く必要があるのが、長期滞在の準備です。
2〜3週間前までにやること
この時期にやっておきたいのは、手続きに日数がかかるものです。
- SIMロックが解除されているか確認する/解除が必要な場合、手続きに時間がかかります
- 日本の番号をどうするか決める/維持するなら、格安SIMへの乗り換えを検討します
- 乗り換える場合は手続きを進める/発送や開通に日数がかかることがあります
- 渡航先の通信事情を調べておく/どのプリペイドSIMを買うか、目星をつけておきます
とくに2つ目と3つ目は早めに動いてください。
直前になると、出発までに開通が間に合わない可能性があります。
- SMSが受け取れるか試す/乗り換え後、日本にいるうちに動作を確認しておきます
- 登録している連絡先を見直す/銀行やカード会社に登録した番号が変わっていないか確認します
- 二段階認証の設定を確認する/SMS以外の方法も使えるようにしておくと安心です
- 解約は最後の手段/迷っているなら、まず維持しておくほうが安全です
前日までにやること
つなぎ用の通信を準備します。
- つなぎ用のeSIMを購入し、QRコードを読み込む/自宅のWi-Fiで作業しておきます
- 設定マニュアルと問い合わせ先を保存する/スクリーンショットで端末内に残します
- 滞在先の住所と連絡先を画像で保存する/到着後の移動で使います
- 空港から滞在先までの経路を調べておく/オフラインマップも保存しておくと安心です
- 学校や受け入れ先の連絡先を控える/トラブル時に連絡できるようにしておきます
4つ目は、到着直後にもっとも使う情報です。
通信が使える状態でも、事前に調べておけば慌てずに済みます。
到着当日の流れ
着いてからの手順を整理しておきましょう。
覚えることは1つだけです。
日本の回線はデータローミングをオフ、つなぎ用のeSIMはオン。
現地SIMを契約した後にやること
現地SIMに移行したら、使わなくなったものを整理します。
- つなぎ用のeSIMの回線をオフにする/残っていても、使わなければ問題ありません
- データ通信の利用先を現地SIMに切り替える/どの回線で通信するかを選び直します
- 日本の回線のローミングは引き続きオフ/ここは変えないでください
- 日本の番号でSMSが受け取れるか確認する/認証が必要なときに困らないよう、試しておきましょう
物理SIMに差し替える場合は、日本のSIMを抜くことになります。
- 小さいので紛失に注意する/専用のケースに入れて保管しましょう
- 抜いている間はSMSが受け取れない/銀行の認証などが必要なときに困ります
- 日本の番号をeSIMにしておく方法もある/差し替えずに両立できます
- 古い端末を残しておくのも一案/日本のSIMを入れておけば、必要なときに使えます
繋がらないときの確認順序
現地で繋がらないときも、慌てる必要はありません。
- 機内モードをオン→オフに切り替える/回線を探し直すため、これだけで繋がることが多くあります
- eSIM回線がオンになっているか/「モバイル通信」の一覧で確認します
- eSIM側のデータローミングがオンになっているか/もっとも多い設定漏れです
- データ通信の利用先が正しいか/日本の回線のままだと繋がりません
- 端末を再起動する/ここまでで解決しない場合に試します
- ネットワークを手動選択する/自動選択をオフにして、現地の事業者を選び直します
APN設定という手順が必要になることもあります。詳しくはAPN設定ガイドをご覧ください。
- 日本の番号の手続きは、出発の2〜3週間前までに/開通に日数がかかることがあります
- つなぎ用のeSIMは前日までに購入し、QRコードを読み込んでおく
- 到着当日は、eSIMをオンにして移動するだけ。現地SIMは急がなくてよい
- 移行後も、日本の回線のデータローミングはオフのままにしておく
よくある質問
-
Aその必要はありません。数ヶ月以上の滞在では、現地のSIMを契約するほうがコスト面で有利です。現地SIMなら月額制のプランが選べ、国によっては日本より安く大容量が使えることもあります。またワーホリで働く場合、仕事の連絡先や住まいの契約で現地の電話番号が必要になる場面も出てきます。eSIMは、到着してから現地SIMを手に入れるまでをつなぐ道具と考えてください。用意するのは、プリペイドSIMをすぐ買う予定なら数日分、月額契約まで待つなら30日程度で足ります。1年分をまとめて買うと、使わない期間の費用が無駄になります。
-
Aプリペイド式なら、到着後すぐに購入できることが多いです。空港やスーパー、コンビニで買え、身分証明書としてパスポートがあれば契約できるとされています。一方、月額契約のほうは条件が増えます。住所の確認書類や銀行口座が求められることがあり、到着直後には揃わないことが多いでしょう。ただしプリペイドSIMが買えるとしても、飛行機を降りたその瞬間から使えるわけではありません。店を探して手続きをする時間が必要で、深夜便での到着なら店が開いていない可能性もあります。この数時間をどうつなぐかが課題になります。なお必要書類は国やキャリアによって異なるため、渡航先の最新情報を確認してください。
-
A解約せずに維持するのが基本です。日本のサービスの多くは、本人確認に登録した電話番号へのSMSを使っています。番号を失うと、銀行にログインできない、クレジットカードの認証が通らないといったトラブルにつながる可能性があります。滞在中にお金の管理ができなくなることを意味するため、影響は小さくありません。しかも海外からは窓口に行けないため、復旧にも時間がかかります。月額の費用が気になる場合は、解約ではなく格安SIMへの乗り換えを検討してください。番号はそのまま引き継げるうえ、月額を大きく下げられます。乗り換え先としてはpovo2.0や楽天モバイルのeSIMといったサービスが挙げられており、手続きは出発の2〜3週間前までに済ませるのが目安です。
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A物理SIMを差し替えると、日本のSIMを抜くことになるため、その間はSMSが受け取れません。銀行の認証が必要になったときに困る可能性があります。回避する方法は3つあります。1つ目は日本の番号をeSIMにしておくことで、差し替えずに両立できます。2つ目は現地の通信をeSIMで用意することで、日本の物理SIMを抜かずに済みます。3つ目は古い端末を残しておき、そこに日本のSIMを入れておく方法です。いずれも「日本の番号を維持したまま、現地で通信する」という状態を作るための工夫です。なお日本のSIMを抜いて保管する場合は、小さいため紛失に注意してください。
-
A30日使うなら10GB前後を目安にしておくと安心です。観光はしないため少なくて済みそうに思えますが、実際には調べものの量が旅行より多くなります。住まい探しでは物件情報の閲覧や写真の確認、地図での場所チェックが発生します。手続きの調べものでは、銀行や役所の場所、必要書類、営業時間を何度も確認することになるでしょう。慣れない土地で地図を開き続ける時間も長くなります。加えて到着直後は家族に状況を伝える機会も多くなります。なお足りなくなったらデータを追加購入できるサービスなら、少なめから始めても構いません。
-
A出発の2〜3週間前までに始めるのが目安です。短期旅行より前倒しで動く必要があります。この時期にやっておきたいのは、SIMロックが解除されているかの確認、日本の番号をどうするかの決定、そして格安SIMへ乗り換える場合はその手続きです。とくに乗り換えは、発送や開通に日数がかかることがあるため直前だと間に合わない可能性があります。乗り換え後は、日本にいるうちにSMSが受け取れるか動作を確認しておきましょう。つなぎ用のeSIMの購入とQRコードの読み込みは、前日までで問題ありません。あわせて滞在先の住所、空港からの経路、学校や受け入れ先の連絡先を画像で保存しておくと安心です。
渡航先別の詳しい情報
渡航先が決まっているなら、その国の通信事情も確認しておきましょう。
料金の相場や電波状況、国によっては制度上の注意点があります。
- 韓国・台湾・中国・香港
- タイ・ベトナム・シンガポール・インドネシア(バリ)
- 滞在中に周辺国へ行くなら/東南アジア周遊のeSIM
その他の渡航先は、ハワイ・グアム・ドバイ(UAE)の記事をご覧ください。
通信手段そのものを比べたい方は初めての海外旅行の通信手段を、設定でつまずいたときはAPN設定ガイドをあわせてご覧ください。
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