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台湾旅行のeSIMおすすめ|料金・容量・設定手順

台湾旅行のeSIMおすすめ|料金・容量・設定手順

この記事の結論

台湾旅行のeSIMは、3〜5日の旅行なら合計1〜3GB程度が目安で、短期・小容量プランなら1,000円前後から選べます。空港での受け取りも返却も不要で、出発前にQRコードを読み込んでおけば、桃園空港に着いてすぐネットが使えます。この記事では、料金・必要な容量・設定手順の3点を整理して、失敗しない選び方を解説します。

台湾は日本から4時間ほどで行ける、リピーターの多い旅行先です。
夜市、九份、台南の食べ歩き。
やりたいことは決まっているのに、「現地のネットどうしよう」だけが最後まで残りますよね。

桃園空港でSIMカードを買うか、日本でポケットWiFiを借りるか、それともeSIMにするか。
選択肢が増えたぶん、かえって決めにくくなっているのが正直なところです。

なかでもeSIMは「受け取りも返却も不要」という手軽さで、ここ数年で一気に定番になりました。
とはいえプランの幅が広く、1GBから無制限までバラバラ。
はじめて選ぶ人ほど「結局どれを買えばいいの?」で止まってしまいます。

そこでこの記事では、台湾旅行でeSIMを選ぶときに押さえたいポイントを、次の順番で整理していきます。

この記事でわかること
  • eSIM・ポケットWiFi・現地SIMの違いと、台湾旅行にはどれが向いているか
  • 日数別・容量別の料金相場と、価格差が生まれる理由
  • 地図やSNSの使い方から逆算した必要なギガ数の目安
  • 購入からQRコード読み込み、現地で繋がるまでの設定手順

台北市内だけで完結する旅と、台中や花蓮、離島まで足を伸ばす旅では、選ぶべきプランが変わります。
そのあたりの判断基準も含めて解説していきます。

目次

台湾旅行のeSIMとは?WiFiレンタル・現地SIMとの違いを比較

台湾旅行のeSIMとは、スマホ本体に内蔵されたSIMにデータプランを書き込んで使う、カード不要の通信手段です。
オンラインで購入してQRコードを読み込むだけで開通するため、空港での受け取りも帰国後の返却も発生しません。

台湾でネット環境を確保する方法は、大きく「eSIM」「ポケットWiFiレンタル」「現地SIMカード」の3つに分かれます。
台湾は桃園国際空港に各キャリアのカウンターが並んでいるため、現地SIMを選ぶ人も昔から多い渡航先です。

ただ、そこに「並ぶ時間」と「荷物」という2つのコストがかかるのも事実。
この2つをまとめて解消できるのがeSIMだと考えると、違いが整理しやすくなります。

eSIMとは?物理SIMとの違いをかんたん解説

eSIM(イーシム)は「Embedded SIM=組み込み型SIM」の略称です。
従来のSIMは指先ほどのICチップをトレイに差して使いますが、eSIMはそのチップがスマホ内部にあらかじめ入っており、契約データだけをダウンロードして書き換える仕組みになっています。

比較項目 eSIM 物理SIMカード
入手方法 オンライン購入・QRコード発行 空港カウンターや店頭で受け取り
開通できる場所 日本にいるうちに準備できる 現地に着いてから
SIMの差し替え 不要 必要(SIMピンを使う)
日本のSIMの扱い 入れたままでOK 抜いて保管が必要
紛失リスク ほぼなし 抜いたSIMを失くす事故が起きやすい
必要な条件 eSIM対応端末・SIMロック解除 SIMロック解除

判断基準:日本の電話番号を旅行中も残したいなら、eSIMを選ぶ理由がはっきりあります。
物理SIMを抜かずに追加できるので、日本の番号で着信を受けながら、データ通信だけを台湾のeSIMに切り替えるという使い方ができるからです。
宿や航空会社からの連絡を日本の番号で受け取りたい人には、この差が効いてきます。

eSIMと物理SIMの違いをもっと詳しく知りたい方は、物理SIMとeSIMの比較記事もあわせてどうぞ。

ポケットWiFiレンタルとどっちが得?

1人旅ならeSIM、3人以上でシェアするならポケットWiFiが向いています。
判断の軸は「何人で、どう行動するか」の1点です。

eSIMが向くケース

1人旅、または2人がそれぞれ自分のスマホを使う旅。

「夜市は別行動」のように、途中で分かれても両方が繋がったままです。

受取・返却がなく、持ち物も増えません。

ポケットWiFiが向くケース

3人以上の家族旅行やグループ旅行で、常に一緒に動く場合。

1台を全員でシェアできるため、1人あたりの負担を下げやすくなります。

eSIM非対応の端末しか持っていない人にも使えます。

ポケットWiFiで盲点になりやすいのがバッテリー切れと「必ず一緒にいる」制約です。
台湾の観光は朝から夜市まで活動時間が長く、夕方に本体の電池が尽きると全員が一斉にネットを失います。
モバイルバッテリーを持ち歩く前提になるため、身軽さを優先するならeSIMが有利です。

桃園空港の現地SIMと比べたメリット・デメリット

台湾は現地SIMの購入環境が整っている国です。
桃園国際空港の到着ロビーには通信各社のカウンターがあり、その場でスタッフに設定してもらえる安心感があります。
一方で、到着時間帯によっては行列ができる点は覚えておきたいところです。

良い点
  • 日本で準備が完結し、着陸直後から通信できる
  • 空港カウンターに並ぶ時間がゼロ。MRTやバスへそのまま直行できる
  • 日本のSIMを抜かないため、日本の番号での着信を維持できる
  • SIMカードやルーターの紛失・破損リスクがない
気になる点
  • eSIM非対応の端末では使えない
  • 初回は設定画面の操作に少し戸惑うことがある
  • データ専用プランが中心で、台湾の電話番号が付かないものが多い
  • 対面で設定してもらえる現地SIMと違い、開通は自己対応が基本

判断基準:空港到着後すぐに地図や配車アプリを使いたいなら、eSIMが確実です。
現地SIMは開通が空港カウンターに着いてからになるため、それまでの移動中はネットが使えません
逆に「操作に自信がなく、対面で開通まで面倒を見てほしい」という人には、現地SIMの安心感が上回るケースもあります。

台湾旅行でeSIMが向いている人・向いていない人

ここまでを踏まえて、タイプ別に整理します。
自分がどちらに当てはまるか確認してみてください。

💡 eSIMが向いている人
  • 1〜2人旅で、それぞれ自分のスマホを使いたい
  • 空港で並ぶ時間を旅の時間に回したい
  • 荷物と充電するデバイスを増やしたくない
  • 日本の電話番号での着信を旅行中も残しておきたい
  • 台湾のあと他の国にも寄る、または今後も海外旅行の予定がある
⚠ eSIMが向いていない人
  • スマホがeSIMに対応していない(確認方法はH2⑤で解説します)
  • 3人以上で常に一緒に行動し、1台をシェアしたい
  • 設定を自分で行うのが不安で、対面サポートを受けたい
  • 台湾の電話番号で現地の店舗やタクシーに電話をかける必要がある

あわせて確認しておきたいのがSIMロックの解除状況です。
キャリアで購入した端末はロックがかかっている場合があり、そのままでは海外eSIMを開通できないことがあります。
出発直前に気づくと間に合わないおそれがあるため、早めにチェックしておきましょう。

台湾eSIMの料金相場はいくら?日数・容量別の目安

台湾eSIMの料金相場は、3〜5日の短期プランで1,000〜2,000円程度が一つの目安です。
容量制の小容量プランなら数百円台から、無制限プランでも1,000円台から見つかることがあり、価格帯の幅が広いのが台湾の特徴です。

台湾はeSIMを扱う事業者が多く、セール価格も頻繁に登場します。
そのぶん同じ条件でも数倍の価格差がつくことがあり、相場観を持っておかないと判断しづらい市場です。

ここでは日数別のレンジを押さえたうえで、価格差の理由と、安いプランを選ぶときの注意点まで解説します。
なお本記事の金額は2026年7月時点の一般的なレンジです。申し込み前に必ず公式サイトで最新の料金を確認してください

台湾eSIMは日数別にいくら?3日・5日・7日の料金レンジ

まず知っておきたいのが、台湾は滞在日数のバリエーションが広いという点です。
価格.comの調査によると、台湾旅行でのeSIM利用日数は「3日間」が23%で最多ながら、「5日間」17%、「7〜15日間」17%、「16日以上」13%と、票が大きく分散しています(出典:価格.com 海外eSIM調査)。

短期旅行だけでなく、語学留学やワーケーションでの中長期滞在も一定数あるということです。
自分がどのゾーンかで、選ぶプランの考え方も変わってきます。

滞在日数 容量制プランの目安 無制限プランの目安 こんな旅程向け
3日間 数百円台〜1,500円程度 1,000〜2,500円程度 台北中心の2泊3日
5日間 1,000〜2,000円程度 2,000〜3,500円程度 台北+九份・台中まで足を伸ばす旅
7日間 1,500〜3,000円程度 2,500〜4,500円程度 台南・高雄まで含む一周旅行
15日〜30日 2,000〜4,000円程度 8,000〜12,000円程度 語学留学・ワーケーション

※2026年7月時点の一般的な価格レンジです。提供会社・回線・セールにより大きく変動します。

判断基準:1日あたりの単価に換算して比べると、割高なプランを見抜きやすくなります。
たとえば「5日間・毎日2GB」で1,380円というプランなら、1日あたり276円。
短期旅行で1日500円を大きく超えるようなら、他社と比較する価値があると考えてよいでしょう。

なぜ台湾は無制限プランが選びやすい?価格を左右する3要素

台湾eSIMは、他の渡航先に比べて無制限プランのハードルが低めです。
韓国や欧米向けでは無制限が数千円台になりがちですが、台湾では1,000円台から見つかることもあります。
この価格差がどこから来るのかを、3つの要素に分解します。

台湾eSIMの価格を決める3要素
  1. 容量タイプ(容量制か無制限か)
    「3日間で3GB」のような容量制は安く、期間中使い放題の無制限は高くなります。ただし台湾は無制限の競争が激しく、セール時には容量制と数百円しか変わらないケースもあります。
  2. 使用する回線と接続経路
    台湾最大手の中華電信をはじめ、どのキャリアの回線を使うかで卸値が変わります。また、海外MVNOを経由して現地回線に接続する仕組みのサービスもあり、この経路の違いも価格に反映されます。
  3. 実名認証の要否とサポート体制
    台湾では、プランによってパスポート情報などの実名認証が必要になります。認証不要で即時利用できるプランは手軽なぶん、価格がやや上がる傾向があります。

3つ目の実名認証は、台湾eSIM特有の論点です。
認証が必要なプランは、申請から利用可能になるまで時間がかかることがあります。
出発直前に購入する予定なら、実名認証が不要なプランを選んだほうが安全です。

「安すぎるプラン」で注意したいポイント

台湾eSIMは100円台のセールが登場することもあり、価格だけ見ると魅力的なプランが並びます。
もちろん優良なものもありますが、条件を確認せずに買うと現地で困ることがあります。
申し込み前に、次の5点をチェックしましょう。

⚠ 格安プランで確認すべき5項目
  • 実名認証の要否/必要な場合、パスポート情報の登録と審査時間が発生する
  • 無制限の実態/公平利用の原則(FUP)により、1日一定量を超えると大幅に低速化するプランがある
  • テザリングの条件/無制限プランでも「テザリングは1日1GBまで」のように別枠制限があるケースがある
  • 有効期間の起算タイミング/QRコードをスキャンした時点で開始か、台湾の回線に接続した時点で開始かを確認する
  • サポート窓口/日本語で問い合わせできるか、QRコード再発行に応じてもらえるか

とくに注意したいのが有効期間の起算タイミングです。
台湾向けeSIMには、日本でQRコードを読み込んだ瞬間からカウントが始まるタイプと、現地の回線を掴んでから始まるタイプの両方があります。
前者を早めに設定してしまうと、旅行初日を待たずに日数が減っていきます

起算タイプ別・設定のベストタイミング
  • 現地接続で起算するタイプ/出発の数日前に設定を済ませてOK。余裕をもって準備できる
  • QRスキャンで起算するタイプ/出発直前、できれば出発日当日の朝に読み込むのが安全
  • どちらか不明な場合は、購入前に問い合わせるか、明記されているサービスを選ぶ
料金相場のまとめ
  • 3日間なら数百円台〜2,500円程度、5日間なら1,000〜3,500円程度が目安
  • 台湾は事業者が多く競争が激しいため、無制限プランも手が届きやすい
  • 価格差の主因は「容量タイプ」「回線と接続経路」「実名認証の要否」の3つ
  • 安いプランほど、FUPによる速度制限とテザリング条件の確認が重要

台湾eSIMは何GB必要?容量の目安を使い方別に解説

台湾旅行のeSIMは、地図とSNS閲覧が中心なら1日あたり0.5〜1GB、動画視聴や翻訳アプリを多用するなら1日1〜2GBが目安です。
必要な容量は滞在日数よりも「現地での使い方」で決まります。

プラン選びで最後まで迷うのが、この容量ですよね。
少なすぎれば現地でギガ切れ、多すぎれば余らせて損。
とはいえアプリごとの消費量を知っておけば、自分の必要量はかなり正確に見積もれます

台湾ならではの事情として、翻訳アプリの使用頻度が高い点も見逃せません。
夜市の屋台や食堂ではメニューが中国語表記のみのことも多く、カメラ翻訳を何度も使うことになります。

1日あたりのデータ消費量はどれくらい?アプリ別の目安

旅行中によく使うアプリの消費量を、まず押さえておきましょう。
数字は一般的な目安で、画質設定や電波状況によって変動します。

使い方 データ消費の目安 台湾旅行での使用頻度
LINE・メッセージ(テキスト) ごくわずか(1日数MB程度) 高い
地図アプリでのルート検索 1時間あたり数MB〜10MB程度 非常に高い
翻訳アプリ(テキスト翻訳) 1回あたり数十KB程度と軽い 非常に高い
翻訳アプリ(カメラ翻訳) 画像を送信するため1回あたり数MB程度 高い(メニュー・案内表示)
SNSのタイムライン閲覧 1時間あたり200〜300MB程度 高い
写真・動画のアップロード 1本あたり数十MB〜数百MB 夜市・観光地で増えやすい
動画視聴(標準画質) 1時間あたり300〜500MB程度 高鉄・バス移動中に増える

表のとおり、ギガを一気に食うのは「動画」と「SNSのスクロール」です。
翻訳アプリはテキスト入力なら軽く、カメラ翻訳でも1回数MB程度。
1日に何十回使っても、動画1本ぶんには届きません。

判断基準:高鉄やバスでの長距離移動中に動画を見る習慣があるかどうかが分岐点です。
台北から台南・高雄まで足を伸ばす旅程なら、移動時間だけで数時間になります。
日本での月間データ使用量を1日あたりに割り算するのが、最も確実な見積もり方法です。

3日旅行・5日旅行なら何GB?日数別の推奨容量

アプリ別の目安をもとに、日数別へ落とし込むと次のようになります。

滞在日数 地図・翻訳・LINE中心 SNS投稿も多め 動画・テザリングも使う
2泊3日 1〜2GB 3GB前後 無制限プラン推奨
3泊4日 2〜3GB 3〜5GB 無制限プラン推奨
4泊5日 3GB前後 5GB前後 無制限プラン推奨
7日以上 5GB前後 7〜10GB 無制限プラン推奨

容量プランには「総量制」と「1日定量制」の2タイプがあり、性格が大きく違います。
価格.comの解説によると、総量制は「3日間で3GB」のように期間中の合計が決まっているタイプで、日ごとの配分が自由な反面、序盤に使いすぎると最終日に足りなくなります。
一方の1日定量制は「1日1GB」のように日単位で上限が決まるタイプで、最終日まで残量を気にせず使えるのが利点です(出典:価格.com 海外eSIM)。

💡 容量タイプの選び分け
  • 総量制が向く人/台北滞在日と地方遠征日で使用量に差が出る旅程
  • 1日定量制が向く人/毎日コンスタントに使い、最終日まで安定して繋がっていたい
  • 迷ったら/台湾は1日定量制プランの選択肢が豊富なので、こちらのほうが管理しやすい

ギガを使い切らないための節約テク5つ

容量制プランを選んだ場合、ちょっとした準備で消費をかなり抑えられます。
出発前にできることと現地でできることを分けて整理しました。

🔧 データ節約の5ステップ
1

翻訳アプリの中国語(繁体字)データを日本でダウンロードしておく/オフライン翻訳に対応していれば、カメラ翻訳の通信をほぼゼロにできます。

2

地図のオフラインデータを保存しておく/台北・台中・台南など訪問予定エリアを事前に落としておけば、現地での地図通信を大幅に減らせます。

3

写真のクラウド自動バックアップを一時停止する/夜市や観光地で撮影枚数が増えるため、これが最大の消費源になりがちです。

4

SNSアプリの動画自動再生をオフにする/タイムラインを流すだけで動画が再生される設定は、想像以上にギガを消費します。

5

ホテル・カフェのWi-Fiを併用する/写真や動画のアップロードは宿でまとめて行うと、日中の消費を抑えられます。

判断基準:このうち1〜3を実行するだけで、容量プランを1段階下げられるケースがあります。
「5日で5GB」を検討していた人が「5日で3GB」で足りるようになれば、そのぶん費用も抑えられます。

無制限プランを選ぶべきなのはどんな人?

容量を計算するのが面倒、計算しても不安が残る。
そんな場合は無制限プランのほうが、結果的に満足度は高くなります。
台湾は無制限の価格競争が活発なため、他の渡航先より手を出しやすいのも後押しになります。

無制限プランをおすすめする人
  • 台湾一周・地方遠征をする人/高鉄やバスでの長時間移動が発生する
  • リアルタイムでSNS投稿をしたい人/夜市のストーリーズ投稿は消費量を読みにくい
  • テザリングでPC・タブレットを繋ぐ人/出張やワーケーションではほぼ必須
  • カメラ翻訳を頻繁に使う人/1回は軽くても、屋台をはしごすると回数が積み上がる
  • 残量を気にするストレスを避けたい人/数百円〜千円台の差で解決するなら安い投資

ただし、無制限プランでも「完全な使い放題」とは限らない点に注意してください。
公平利用の原則(FUP)により、1日一定量を超えると速度が大きく制限されるプランがあります。
申し込み前に「1日あたりの高速通信の上限」が明記されているかを必ず確認しましょう

容量選びのまとめ
  • 地図・翻訳・LINE中心なら1日0.5〜1GB、SNS投稿が多いなら1日1GB以上が目安
  • 2泊3日なら1〜3GB、4泊5日なら3〜5GBが一つの基準
  • 台湾は1日定量制プランが充実しており、初心者にはこちらが管理しやすい
  • 翻訳アプリのオフラインデータを落としておくだけで、消費をかなり抑えられる

失敗しない台湾eSIMの選び方|5つの比較ポイント

台湾eSIMは「使用回線」「訪問エリア」「テザリング可否」「開通方法とサポート」「実名認証の要否」の5点で比較すると失敗しにくくなります。
価格だけで決めると、現地で繋がらない・出発前に開通できないといったトラブルにつながりやすいためです。

ここまでで料金相場と必要な容量は見えてきたはずです。
最後に、実際にプランを比べるときのチェック項目を整理しておきましょう。

どれも申し込みページに書かれている情報なので、慣れれば1〜2分で確認できます。

ポイント①:どの回線を使う?中華電信・台湾大哥大・遠傳電信

台湾の通信網は、中華電信(Chunghwa Telecom)・台湾大哥大(Taiwan Mobile)・遠傳電信(FarEasTone)の大手3社が中心です。
なかでも中華電信は台湾最大の通信事業者で、全土をカバーする5G/4G網を持っています。

eSIMサービスはこのいずれかの回線を借りて提供しているため、どの回線を使うかで実際の速度や繋がりやすさが変わります
また、海外MVNOを経由して現地回線に接続する仕組みのサービスもあり、その場合は接続経路のぶん品質が変わることもあります。

回線チェックの手順
  1. 申し込みページの「使用回線」「提携キャリア」欄を探す
  2. 中華電信/台湾大哥大/遠傳電信のいずれかが明記されているか確認する
  3. 記載がない場合は、問い合わせるか別のサービスを検討する

判断基準:回線名を公開していないサービスは避けるのが無難です。
台北市内だけなら大きな差は出にくいものの、行き先が広がるほど回線の違いが体感に表れます。

ポイント②:台北以外も行く?エリアで変わる回線の選び方

台湾旅行では、行き先によって必要な電波環境がはっきり分かれます。
台北市内で完結する旅と、地方や離島まで足を伸ばす旅では、優先すべき条件が違うということです。

旅程タイプ 主な行き先 優先したい条件
台北完結型 台北市内・士林夜市・淡水 価格重視でOK。都市部はどの回線でも観光には十分な速度が期待できる
近郊まで行く型 九份・十分・野柳・烏来 山あいの区間があるため、カバレッジの広い大手回線が安心
台湾縦断型 台中・台南・高雄・花蓮 移動時間が長く消費量も増えるため、大容量または無制限を優先
離島型 澎湖・金門・馬祖・小琉球 本島より電波環境が不安定になりやすい。回線名が明記されたサービスを選ぶ

判断基準:九份や太魯閣など山間部を通る旅程が含まれるなら、価格より回線のカバレッジを優先してください。
写真を撮りたい絶景スポットほど、電波が弱くなりやすい場所にあります。

ポイント③:テザリングは使える?条件の見分け方

意外と見落とされるのがテザリングです。
テザリングとは、スマホの通信を経由してPCやタブレットをネットに繋ぐ機能のこと。
出張でノートPCを使う人や、同行者の端末を一時的に繋ぎたい人には欠かせません。

⚠ テザリングでよくある落とし穴
  • プランによっては、そもそもテザリングが許可されていない
  • 無制限プランでも「テザリングは1日1GBまで」のように別枠の上限が設けられている場合がある
  • PCを繋ぐと、OSやアプリの自動更新で一気に容量を消費してしまう

判断基準:同行者とデータをシェアしたい場合は、テザリングの上限まで確認が必要です。
「無制限だからシェアし放題」と考えていると、想定と違う結果になることがあります。

ポイント④:開通はどうやる?手順とサポート体制をチェック

eSIMは、購入後にQRコードを読み込んで自分で開通させる商品です。
ここが現地SIMやWiFiレンタルとの一番大きな違いで、初めての人がつまずきやすいポイントでもあります。

確認項目 見るべき内容
設定マニュアル iPhone/Android別の手順があるか。画像や動画つきだとなお良い
サポート言語 日本語で問い合わせできるか
問い合わせ方法 チャット・メール・アプリ内サポートなど、現地から使える手段があるか
対応時間 台湾と日本の時差は1時間。日本時間の営業時間がほぼそのまま使える
再発行の可否 QRコードの読み込みに失敗した場合、再発行に応じてもらえるか

判断基準:eSIMが初めてなら、価格差が数百円程度なら日本語サポートが手厚いサービスを選ぶほうが満足度は高くなります。
現地で繋がらないまま半日を潰すコストのほうが、はるかに大きいためです。

ポイント⑤:実名認証は必要?出発直前に買うなら要チェック

台湾eSIM特有の論点が、この実名認証です。
台湾では通信サービスの利用にあたり、プランによってパスポート情報などの登録が求められることがあります。

実名認証がある場合の注意点
  • 申請から利用可能まで時間がかかる/即日で使えるとは限らず、審査待ちが発生することがある
  • パスポート情報の準備が必要/申請時に手元にパスポートがないと手続きできない
  • 出発直前の購入はリスクになる/認証が間に合わないと、現地で開通できない事態もあり得る

判断基準:出発まで1週間を切っているなら、実名認証が不要で即時利用できるプランを選ぶのが安全です。
逆に余裕があるなら、認証ありのプランで価格を抑える選択もできます。

【結論】台湾eSIMのおすすめは「X GLOBAL SIM」

ここまでの比較ポイントをバランスよく満たしているのが、X MOBILEが提供するX GLOBAL SIMです。
台湾はもちろん、200以上の国と地域に対応しており、1つのアカウントで渡航先ごとのプランを購入・管理できます(公式サイト記載/2026年7月時点)。

📡 X GLOBAL SIMの特徴まとめ
対応国・地域 200以上(台湾・韓国・ベトナム・タイ・アメリカなど)
申し込み方法 オンライン完結(プラン購入 → eSIMインストール → 現地で利用の3ステップ)
使用回線 現地大手キャリアの回線を使用
電話番号 データ専用(新しい番号は付与されない/日本の番号はそのまま維持)
データ追加 残量が減ったら専用アプリからトップアップ購入が可能
受取・返却 不要(ルーターの持ち歩き・充電も不要)

台湾向けプランの料金は次のとおりです。
短期旅行なら1GB・3GBのプラン、動画やテザリングを多用するなら無制限プランが候補になります。

容量 有効期限 料金 向いている人
1GB 7日 706円 地図・翻訳中心の2泊3日
3GB 7日 1,059円 SNS閲覧もする3〜5日の旅行
3GB 30日 1,412円 余裕をもって準備したい短期旅行
10GB 7日 3,000円 台湾縦断・写真や動画のやり取りが多い人
10GB 30日 3,529円 長期滞在・複数回の渡航
無制限 7日 4,765円 動画視聴・テザリングも安心して使いたい人
25GB 30日 6,176円 出張・ワーケーション
無制限 30日 11,118円 語学留学・1か月の長期滞在

※2026年7月時点の公式サイト掲載料金です。最新の料金・プラン内容は公式サイトでご確認ください。

注目したいのは3GB/30日で1,412円のプランです。
有効期限に30日の余裕があるため、出発の数週間前に購入・設定を済ませておいても日数が無駄になりません
実名認証や設定でつまずいたときに、対応する時間を確保できるのは大きな安心材料です。

X GLOBAL SIMをおすすめする理由
  • 受取・返却が不要で、荷物も充電するデバイスも増えない
  • 現地大手キャリアの回線を使うため、都市部での通信品質が安定しやすい
  • 日本の電話番号を残したまま、データ通信だけを切り替えられる
  • 1アカウントで200以上の国と地域に対応。次の海外旅行でもそのまま使える
  • データが足りなくなってもアプリから追加購入できる

台湾プランの料金を公式サイトで見る

台湾eSIMの設定手順|購入から現地で繋がるまで

台湾eSIMの設定は、①対応端末を確認する ②オンラインで購入する(必要なら実名認証を済ませる) ③日本にいるうちにQRコードを読み込む ④台湾到着後に回線とデータローミングをオンにする、の4ステップです。
作業自体は10分程度で終わります。

「設定が難しそう」という理由でeSIMを避ける人は多いですが、実際にやってみると拍子抜けするほど簡単です。
コツは日本にいるうちに準備を終わらせておくこと。
これだけで現地でのトラブルはほぼ防げます。

ここでは端末の確認方法から、繋がらないときの対処法まで順を追って解説します。

自分のスマホはeSIM対応?iPhone・Androidの確認方法

大前提として、eSIMに対応していない端末では利用できません
購入する前に必ず確認しておきましょう。
確認方法は次のとおりです。

端末 確認手順 対応の目安
iPhone 「設定」→「一般」→「情報」を開き、EIDの項目があるか確認する iPhone XS/XR以降のモデル
Android 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」にeSIMの追加があるか確認する 機種により異なる。メーカー公式サイトでの確認を推奨
共通 電話アプリで *#06# を入力し、EIDが表示されるか確認する EIDが表示されればeSIM対応

あわせて見ておきたいのがSIMロックの解除状況です。
キャリアで購入した端末はロックがかかっている場合があり、そのままでは海外eSIMを開通できないことがあります。

⚠ 購入前に必ず確認する3項目
  • EIDが表示されない端末は、eSIM非対応のため利用できない
  • SIMロックが解除されていないと、開通できないことがある
  • 実名認証が必要なプランは審査時間が発生する。1週間前までに手続きしておく

判断基準:EIDが表示され、SIMロックも解除済みであれば準備完了です。
どちらか不明な場合は、契約中のキャリアのマイページで確認しておきましょう。

どうやって設定する?購入からQRコード読み込みまでの手順

端末の確認が済んだら、購入と設定に進みます。
台湾の場合、プランによっては実名認証のステップが入る点が他の渡航先と異なります。

🔧 購入から開通までの6ステップ
1

プランを選んで購入する/滞在日数と必要容量を決めて、公式サイトから申し込みます。決済後、メールまたはアプリでQRコードが発行されます。

2

必要なら実名認証を済ませる/パスポート情報などを登録します。審査に時間がかかることがあるため、購入後すぐに対応しておきましょう。

3

安定したWi-Fi環境でQRコードを読み込む/iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」、Androidなら「設定」→「SIM」→「eSIMをダウンロード」から読み取ります。

4

プロファイルに分かりやすい名前を付ける/「台湾旅行」などにしておくと、現地で切り替えるときに迷いません。

5

出発まで回線はオフのままにしておく/日本国内で誤ってオンにしないよう、主回線のまま待機させます。

6

台湾到着後、eSIM回線とデータローミングをオンにする/モバイルデータ通信の利用先を台湾eSIMに切り替えれば完了です。

最後の「データローミングをオンにする」を忘れて繋がらない、というのが最も多いつまずきです。
海外eSIMはローミング扱いで接続する仕組みのため、この設定が欠かせません。
日本の主回線側のローミングはオフのまま、台湾eSIM側だけをオンにするのがポイントです。

設定はいつやる?出発前・到着後のベストタイミング

結論から言うと、QRコードの読み込みは日本で、回線の切り替えは台湾到着後が基本です。
ただし台湾の場合、H2②で触れた有効期間の起算タイプによって最適なタイミングが変わります。

出発前にやること

実名認証(必要な場合)と、QRコードの読み込み。

読み込みには安定したネット環境が必要で、多くのサービスでQRコードは1回しか使えません

自宅のWi-Fiなら、失敗しても落ち着いて問い合わせできます。

現地に着いてからやること

eSIM回線をオンにして、データローミングをオンにするだけ。

桃園空港の到着ロビーで、機内モードを解除したタイミングで行えばスムーズです。

数十秒で台湾の回線を掴みます。

起算タイプ別・読み込みのベストタイミング
  • 現地接続で起算するタイプ/出発の3日前〜前日に読み込んでおけば安心
  • QRスキャンで起算するタイプ/出発当日の朝、自宅のWi-Fiで読み込むのが無駄がない
  • 実名認証が必要なプランは、認証だけ1週間前までに済ませ、読み込みは上記のタイミングに合わせる

繋がらないときはどうする?チェックリストで原因を特定

現地で繋がらないときも、慌てる必要はありません。
原因の多くは設定漏れで、上から順に確認すれば大半は解決します。

繋がらないときの確認順序
  1. 機内モードをオン→オフに切り替える/回線の再検索が走り、これだけで繋がるケースが多くあります
  2. eSIM回線がオンになっているか/「モバイル通信」の一覧でeSIM側がオンか確認する
  3. データローミングがオンになっているか/最も多い設定漏れです
  4. モバイルデータ通信の利用先がeSIMになっているか/主回線のままだと高額請求の原因にもなります
  5. 実名認証が完了しているか/審査中のまま渡航すると、開通できないことがあります
  6. 端末を再起動する/ここまでで解決しない場合に試します
  7. ネットワークを手動選択する/自動選択をオフにして、中華電信/台湾大哥大/遠傳電信のいずれかを手動で選ぶ
  8. APN設定を確認する/自動設定されないケースでは、指定のAPNを手入力する必要があります

APN(アクセスポイント名)とは、スマホがインターネットに接続するための入口の設定のことです。
最近のeSIMは自動設定されることがほとんどですが、まれに手入力が必要になります。
手順を詳しく知りたい方は、APN設定ガイドを参考にしてください。

設定手順のまとめ
  • まずEIDの有無とSIMロック解除状況を確認する
  • 実名認証が必要なプランは、購入後すぐ・遅くとも1週間前までに手続きする
  • QRコードの読み込みは、起算タイプに合わせて出発前の適切なタイミングで行う
  • 繋がらないときは、機内モードの切り替え→ローミング設定→再起動の順に確認する

よくある質問

  • A日本の電話番号はそのまま維持できます。eSIMは物理SIMを抜かずに追加できるため、日本のSIMを主回線として残したまま、データ通信だけを台湾eSIMに切り替える使い方が可能です。ただし、日本の番号で通話を受けると国際ローミングの通話料が発生する場合があります。契約中のキャリアの料金体系を事前に確認しておくと安心です。
  • A多くのサービスで出発の数週間前から購入できます。ただし台湾の場合、注意点が2つあります。1つは実名認証で、必要なプランは審査に時間がかかるため1週間前までに手続きを済ませておくと安心です。もう1つは有効期間の起算タイミングで、QRコードをスキャンした時点から日数が始まるタイプは、早く読み込みすぎると旅行前に日数を消費してしまいます。購入前にどちらのタイプか確認してください。
  • Aプランによって異なります。テザリングに対応しているプランもあれば、許可されていないプランや、無制限プランでもテザリング分だけ1日あたりの上限が設けられているケースもあります。同行者とデータをシェアしたい場合や、ノートPCを繋ぐ予定がある場合は、申し込みページでテザリングの条件まで確認してください。記載がなければ購入前に問い合わせるのが確実です。
  • A一般的には通信速度が大きく制限されるか、通信自体ができなくなります。多くのサービスでは、専用アプリやマイページからデータを追加購入して継続利用が可能です。また無制限プランでも、公平利用の原則(FUP)により1日一定量を超えると低速化する場合があります。容量が心配な場合は、追加購入に対応しているサービスを選んでおくと現地で困りません。
  • A台湾は公共の無料Wi-Fiが比較的整備されており、駅やコンビニ、カフェなどで利用できる場所もあります。ただし、サービスによっては事前登録が必要だったり、接続が不安定だったりするため、これだけに頼るのはおすすめしません。移動中に地図を確認したいとき、屋台のメニューをカメラ翻訳したいときにネットが使えないと、旅程が大きく崩れます。公共Wi-Fiはセキュリティ面のリスクもあるため、eSIMを主回線にして、写真のアップロードなど大容量の通信だけホテルのWi-Fiで行う併用が現実的です。
  • A台湾向けeSIMはデータ通信専用のプランが中心で、台湾の電話番号が付与されないものが多くなっています。データ通信は使えるため、LINE通話やFaceTimeなどアプリ経由の通話・メッセージは問題なく利用できます。ただし、レストランへの電話予約や、レンタサイクルなど現地サービスの登録でSMS認証が必要になる場合は、電話番号付きプランを選んでおくと安心です。

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