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ハネムーンの海外eSIM|2人で使う容量とプラン選び

ハネムーンの海外eSIM|2人で使う容量とプラン選び

この記事の結論

ハネムーンのeSIMは、2人がそれぞれ持つのが基本です。1人がテザリングで共有する方法もありますが、貸す側のバッテリーが減り、別行動のときには使えません。容量は写真や動画の共有を前提にすると、7日間で5〜7GB程度が目安。リゾートホテルのWi-Fiは充実していることが多いため、日中に使う分を見積もると過不足なく選べます。

行き先も宿も、時間をかけて決めたはずです。
せっかくの旅行で、通信のことでつまずきたくないというのが本音ではないでしょうか。

ハネムーンには、ほかの旅行と違う条件がいくつかあります。
2人で行くこと。日数が長めになりやすいこと。そしてリゾート地が行き先になりやすいことです。

この3つは、通信の選び方にそれぞれ影響します。
たとえば2人なら1つを共有すれば足りそうに思えますが、実際にはそう単純ではありません

そこでこの記事では、2人という前提に絞って、過不足のない選び方を整理していきます。

この記事でわかること
  • 2人で持つか、1つを共有するかの判断基準
  • リゾートや離島での通信環境の実態
  • 写真や動画の共有を前提にした容量の目安
  • 長めの滞在に合うプランの選び方と準備の手順

準備そのものは10分ほどで終わります。
出発前に済ませておけば、到着した瞬間から気にせず過ごせます

目次

ハネムーンの通信、2人ならどう選ぶ?

ハネムーンのeSIMは、2人がそれぞれ持つのが基本です。
1つを共有する方法もありますが、別行動のときに使えないという制約があります

2人という人数は、通信手段を考えるうえでちょうど判断が分かれる規模です。

まずは選択肢を並べてみましょう。

選択肢は3つある

2人で海外に行く場合、現実的な方法は次の3つです。

方法 仕組み 別行動したとき
eSIMを2つ買う それぞれのスマホに1つずつ入れる 2人とも繋がったまま
eSIM 1つ+テザリング 1人が買い、もう1人に回線を分ける 離れると片方が圏外になる
ポケットWiFiを借りる 機器を1台レンタルして2人で使う 持っていない側が圏外になる

このうちポケットWiFiは、2人だと利点が出にくいでしょう。

1台を複数人でシェアできるのが強みですが、2人ではその効果が小さいためです。
受け取りと返却の手間、機器の持ち運びと充電も加わります。

そのため実質的には、「eSIMを2つ買うか、1つを共有するか」という選択になります。

「1つを共有」で足りるのか

2人ならテザリングで分け合えばいい、という考え方は自然です。
費用も半分で済みます。

ただし、いくつか見落としやすい制約があります。

テザリングで共有する場合の制約
  • 離れると使えない/一般的な目安として、10メートルほど離れると繋がりにくくなると言われています
  • 貸す側のバッテリーが減る/テザリング中は電池の消耗が早くなります
  • 片方の電池が切れると2人とも困る/1台に依存しているぶん、影響が両方に及びます
  • 貸す側の操作が必要/使いたいときに相手のスマホを触らせてもらう場面が出てきます

とくに気にしたいのが1つ目です。

「ハネムーンなら常に一緒でしょう」と思われるかもしれませんが、実際には別行動する場面がいくつかあります

ハネムーンでも別行動が起きる場面
  • スパやエステを片方だけ利用する/施術中は数時間、離れることになります
  • アクティビティの参加が分かれる/ダイビングやゴルフなど、興味が一致しないこともあります
  • サプライズの準備をする/プレゼントを買いに行くなど、別々に動く必要が出てきます
  • どちらかが部屋で休む/時差や疲れで、片方だけ先に戻ることもあるでしょう
  • 早朝や夕方の撮影に出る/片方が寝ている間に、朝日を見に行くようなケースです

このとき、圏外になるのは「貸してもらっている側」です。
合流したくても連絡が取れず、地図も開けません

判断基準:2人が常に一緒に行動すると言い切れるなら、共有でも問題ありません。
少しでも別行動の可能性があるなら、それぞれが持つほうが安心でしょう。

費用の差はどれくらい?

「安心なのは分かるが、費用が倍になるのでは」と感じるかもしれません。

実際の金額を見てみましょう。
7日間の旅行で、1人あたり5〜10GBクラスを選んだ場合の例です。

方法 2人分の費用の目安 備考
eSIMを2つ 約2,000〜4,000円 行き先とプランによる。アジア圏なら2,000円台から
eSIM 1つ+テザリング 約1,000〜2,000円 差額は1,000〜2,000円程度
ポケットWiFi 約10,000円以上 1日1,500円程度が相場。補償や返却送料が別途かかる場合も

※2026年7月時点の一般的な相場をもとにした試算です。行き先・サービス・プランにより変動します。

2つ買っても、共有する場合との差は1,000〜2,000円程度です。

一方でポケットWiFiは、1日単位で料金がかかるため7日間で1万円を超える計算になります。
2人で割っても、eSIMより高くつくでしょう。

この章のまとめ
  • 2人ではポケットWiFiの「シェアできる」という利点が出にくい
  • テザリングでの共有は、離れると片方が圏外になる
  • ハネムーンでも、スパやアクティビティで別行動する場面はある
  • 2つ買っても差は1,000〜2,000円程度。それぞれが持つほうが安心

リゾート・離島での通信環境

リゾートホテルのWi-Fiは充実していることが多い一方、敷地を出ると圏外になるエリアもあります。
宿の中と外で、前提が変わると考えておきましょう

ハネムーンでは、都市部より自然の多いエリアに滞在することが多くなります。

この違いが、通信環境にも表れます。

ホテルのWi-Fiは頼れる?

結論から言うと、リゾートホテルのWi-Fiは期待していいでしょう。

宿泊料金に見合ったサービスが用意されていることが多く、客室やロビーでは快適に使えるケースがほとんどです。

場所 Wi-Fiの目安 備考
客室・ロビー 快適に使えることが多い 写真や動画の共有もしやすい
レストラン・プールサイド 使えることが多い 建物から離れると弱くなる場合も
ヴィラ・離れの客室 棟によって差が出ることがある 敷地が広いリゾートでは起こりやすい
ビーチ・敷地の端 届かないことがある モバイル通信に頼ることになります

注意したいのが3つ目と4つ目です。

敷地の広いリゾートでは、建物ごとにWi-Fiの届き方が変わります
「ロビーでは速かったのに、部屋では遅い」ということも起こりえます。

宿のWi-Fiで確認しておきたいこと
  • 無料か有料か/リゾートによっては、客室での利用が有料の場合があります
  • 接続台数の制限/1部屋あたりの台数が決まっていることがあります
  • 速度制限の有無/基本は無料で、高速プランは追加料金というケースもあります
  • 予約時の情報を確認する/宿泊予約サイトの設備欄に記載があることが多いでしょう

判断基準:宿のWi-Fiは「夜にまとめて使う」用途には十分でしょう。
写真や動画の共有を夜に回せば、日中の通信量を抑えられます

島やビーチでは圏外になることも

宿の外に出ると、状況が変わります。

リゾート地は人口の少ないエリアにあることが多いため、都市部と同じようには繋がりません。

⚠ 繋がりにくくなりやすい場面
  • 船での移動中/沖に出ると圏外になる区間があります
  • 離島やプライベートビーチ/基地局から離れると弱くなります
  • 山道や自然公園/トレッキングや滝めぐりのツアーで起こりえます
  • マリンアクティビティ中/そもそもスマホを持ち込めない場面も多いでしょう

これらはプランを変えても解決しません
電波が届いていない場所では、どの通信手段でも繋がらないためです。

圏外になる場面への備え
  • ツアーの集合場所と時間を画像で保存する/通信できなくても確認できます
  • 宿の住所と電話番号を控える/帰りのタクシーで見せる場面があります
  • 訪問エリアのオフラインマップを保存する/地図アプリで事前にダウンロードできます
  • 合流方法を決めておく/別行動する場合は、時間と場所を先に約束しておきましょう

送迎や移動中に必要になる場面

意外と通信が必要になるのが、移動の場面です。

ハネムーンでは送迎付きのプランも多いですが、自分で移動する場面も出てきます

場面 必要になること
空港到着直後 送迎担当者との連絡、または配車アプリの利用
レストランへの移動 予約の確認、経路検索、配車の手配
市街地への外出 地図の確認、店舗の営業時間の検索
帰りの手配 タクシーを呼ぶ、宿の場所を運転手に見せる

とくに空港到着直後は重要です。
送迎が見つからない、予定より到着が遅れたといった場面で、すぐ連絡できる状態にしておきたいところです。

eSIMなら、着陸して機内モードを解除した時点で使えます
Wi-Fiを探したり、カウンターに並んだりする必要がありません。

行き先タイプ別の備え方

ここまでを、行き先のタイプ別に整理します。

タイプ 通信環境 重視すべきこと
都市型
(ヨーロッパの都市など)
安定して使える 容量を中心に選べばよい
リゾート滞在型
(ビーチリゾートなど)
宿の中は快適。外は場所による 宿のWi-Fiと併用する前提で見積もる
離島型 圏外になる区間がある 対応エリアの確認とオフライン準備
周遊型
(複数都市・複数国)
移動中に消費が増える 対応国の確認と、容量に余裕を持たせる

判断基準:離島や遠方のリゾートを含むなら、購入前に対応エリアを必ず確認してください。
国名だけでなく、島の名前まで記載があるかを見ておくと安心です。

この章のまとめ
  • リゾートホテルのWi-Fiは充実していることが多く、夜にまとめて使う用途には十分
  • ただし敷地が広いと、棟によって届き方が変わることもある
  • 船での移動中や離島では、どの通信手段でも圏外になる区間がある
  • 空港到着直後は連絡が必要になりやすい。着いてすぐ使える状態にしておく

2人で使う容量の目安

ハネムーンのeSIMは、写真や動画の共有を前提にすると7日間で5〜7GB程度が目安です。
宿のWi-Fiを併用すれば、3〜5GBでも足りることがあります

容量は多すぎても少なすぎても困ります。
ハネムーンならではの使い方から、必要な量を逆算してみましょう。

ハネムーンで消費が増えるもの

まず、何にどれくらい使うのかを押さえます。
数字は画質設定や電波状況によって変わります。

使い方 消費量の目安 ハネムーンでの頻度
メッセージのやり取り ごくわずか(1日数MB程度) 高い(家族への連絡など)
地図アプリ・経路検索 1時間あたり数MB〜10MB程度 中〜高
2人で撮った写真の共有 1枚あたり数MB程度 非常に高い
動画の送受信 1本あたり数十MB〜数百MB 高い
レストラン・観光地の検索 1ページあたり数MB程度 高い
SNSへの投稿・閲覧 1時間あたり200〜300MB程度 人による

ハネムーンで特徴的なのが、3つ目の「2人での写真共有」です。

お互いが撮った写真を送り合う場面が多く、同じ枚数でも2人分の通信が発生します
動画も撮るなら、消費はさらに増えるでしょう。

写真の共有で容量を抑えるコツ
  • 共有は宿に戻ってから/Wi-Fi環境でまとめて送れば、モバイル通信を使いません
  • その場で見せるだけで済ませる/2人一緒にいるなら、画面を見せるだけで足りることも多いでしょう
  • 自動バックアップは一時停止する/撮影枚数が多いと、気づかないうちに容量が減ります
  • 動画は帰国後にまとめて/容量が大きいため、旅行中に送る必要がなければ後回しでも構いません

日数別の推奨容量

使い方のタイプ別に整理すると、次のようになります。
1人あたりの目安です。

日数 宿のWi-Fiを活用する 日中もよく使う SNS投稿も多め
5日間 2〜3GB 3〜5GB 5GB以上
7日間 3〜5GB 5〜7GB 10GB前後
10日間 5〜7GB 7〜10GB 10GB以上または無制限
2週間 7〜10GB 10〜15GB 無制限プランも検討

ハネムーンで多いのは、7〜10日の滞在でしょう。
宿のWi-Fiを併用するなら3〜7GB、日中もよく使うなら5〜10GBが目安になります。

「使わない時間」を前提に考える

ここで、少し違う視点を挙げておきます。

ハネムーンには、意図的に通信を使わない時間があるものです。
せっかくの旅行でスマホばかり見ていたくない、と考える方も多いでしょう

この点は、容量の見積もりに影響します。

通信をあまり使わない時間の例
  • 食事の時間/2人で過ごす時間を優先すれば、スマホを見る時間は減ります
  • ビーチやプールで過ごす時間/そもそもスマホを持ち込まない場面もあるでしょう
  • スパやアクティビティ中/施術や体験に集中している間は使いません
  • 移動中の送迎車/景色を見ていれば、通信は発生しません

一般的な観光旅行と比べると、1日あたりの使用時間は短くなる傾向があります。

そのため「長い旅行だから大容量を」と考える必要は、必ずしもありません
日数より、1日にどれくらい使うかで見積もるほうが実態に合うでしょう。

ただし、これだけは確保しておく
  • 移動と連絡に使う分/送迎の確認やタクシーの手配には通信が必要です
  • 緊急時に備える分/体調不良や予定変更のとき、連絡が取れる状態にしておきましょう
  • 予約確認に使う分/レストランやツアーの予約内容を現地で見る場面があります
  • 最低限は必ず用意する/使わない時間があるからといって、通信手段そのものを省略するのは避けましょう

判断基準:使う時間が短いなら、小さめのプランでも十分です。
足りなくなったら追加できるサービスを選んでおけば、最初から大容量にする必要はありません

2人で容量を分ける必要はない

最後に、よくある疑問に触れておきます。

「2人で使うなら、それぞれ半分ずつでいいのでは」と考える方もいるでしょう。
その必要はありません

eSIMは各自が別々に購入するため、使い方に合わせて違う容量を選べます

タイプ 選び方
SNSをよく使う人 大きめの容量を選ぶ
連絡と地図が中心の人 小さめの容量で十分
写真を担当する人 共有する分を見込んで少し余裕を持たせる
仕事の連絡が入る人 メールやビデオ会議の分を上乗せする

判断基準:2人で同じプランにする必要はありません。
それぞれの使い方に合わせて選ぶほうが、無駄がありません

容量選びのまとめ
  • 7日間なら、宿のWi-Fi併用で3〜5GB、日中もよく使うなら5〜7GBが目安
  • 2人での写真共有は、宿に戻ってからまとめて行うと節約できる
  • ハネムーンは使わない時間もあるため、日数だけで大容量にする必要はない
  • ただし移動・連絡・緊急時に使う分は必ず確保しておく

失敗しないハネムーンeSIMの選び方|5つのポイント

ハネムーンのeSIMは「対応エリア」「有効期限」「複数拠点の移動」「テザリングとデータ追加」「サポート」の5点で比較します。
1つ目でつまずくと、他がどれだけ良くても意味がありません

2人分の容量が決まったら、実際にプランを選んでいきます。

ポイント①:行き先が対応エリアに入っているか

最優先で確認すべき項目です。

ハネムーンで注意したいのが、「国名」だけでは判断できないケースがあることです。

⚠ 確認が必要になる代表的なケース
  • ハワイ/アメリカ本土とハワイで同じプランが使えるかは、サービスによって異なるとされています
  • 離島リゾート/国名は対象でも、島名まで記載があるかを確認しておきましょう
  • 海外領土/本国のプランに含まれないことがあります
  • ヨーロッパの周遊/訪問予定国がすべて対象に入っているかをリストで照合します

とくにハワイは注意が必要です。
アメリカのプランで使えるのか、ハワイ専用のプランが必要なのかは、サービスごとに違います

判断基準:購入前に対応国リストで行き先を確認してください。
記載が見当たらない場合は、問い合わせてから購入するのが確実です。

ポイント②:有効期限が旅程に合っているか

ハネムーンは7〜10日と、日数が長めになりやすい旅行です。

そのため有効期限の設定を、いつもより丁寧に見ておく必要があります。

日数を数えるときの注意
  • 到着日と出発日も1日として数える/「現地7日間」でも、往復を入れると8〜9日になることがあります
  • 時差で日付が変わる/日本を出た日と現地の到着日がずれる場合があります
  • 乗り継ぎ時間も含める/経由地での待ち時間が長いと、その分も日数に入ります
  • 迷ったら長めを選ぶ/数百円の差で余裕が買えるなら、その価値はあるでしょう

あわせて起算のタイミングも確認しておきましょう。
「購入日から」「読み込んだ時点から」「現地で接続してから」の3タイプがあります。

判断基準:日本で事前に設定を済ませたいなら、「現地で接続してから起算」と明記されているサービスを選ぶと安心です。

ポイント③:複数の拠点をまわるなら

ハネムーンでは、複数の場所に滞在する旅程もよくあります。

旅程タイプ 具体例 確認すべきこと
1か所に滞在 ひとつのリゾートでゆっくり その国のプランで問題ありません
島をまわる ハワイで2島、複数の離島を訪問 すべての島が対象に入っているか
都市+リゾート 都市部で数日、その後リゾートへ 同じ国内なら1つのプランで足ります
複数国をまわる ヨーロッパで2〜3か国 周遊プランの対応国リストを照合

ヨーロッパを複数国まわる場合、国ごとに買うより周遊プランのほうが安く済むことが多いとされています。

判断基準:2か国以上なら、周遊プランと単独プランの両方を比べてみてください
ただし周遊プランを選ぶ場合は、訪問国がすべて対象に入っているかの確認が必須です。

ポイント④:テザリングとデータ追加の可否

2人での旅行だからこそ、この2つは確認しておきたい項目です。

確認しておきたい2つの条件
  • テザリングができるか/片方の残量が足りなくなったとき、一時的に助け合えます
  • データを追加購入できるか/足りなくなっても、その場で買い足せます
  • 2人とも同じサービスにしておく/トラブル時に、片方の手順をそのまま共有できます
  • 片方だけ余ることもある/使い方に差が出るため、多めに買った側が余る場合もあります

データ追加ができるなら、少なめのプランから始めるという選び方ができます。
前の章で見たとおり、ハネムーンでは使わない時間もあるためです。

判断基準:追加できるサービスなら、最初は控えめに買っておくのが無駄がありません。

ポイント⑤:サポート体制

ハネムーンでは、遠方の行き先を選ぶことが多くなります。

そのぶん日本との時差も大きくなりがちです。

サポート面で確認しておくこと
  • 日本語で問い合わせできるか/eSIMが初めてなら、実用的な選択基準になります
  • 対応時間を確認する/時差が大きい行き先では、営業時間内に相談できるかが変わります
  • チャットなど、すぐ使える手段があるか/メールより早く解決できます
  • 設定マニュアルを出発前に保存する/通信できない状態では、サポートページも開けません

eSIMを初めて使う場合、日本語サポートの充実度が重要とされています。
QRコードの読み取りやデータローミングの設定など、慣れていないと戸惑う場面があるためです。

【結論】ハネムーンなら「X GLOBAL SIM」

ここまでの5つをバランスよく満たしているのが、X MOBILEが提供するX GLOBAL SIMです。

200以上の国と地域に対応しており、購入から設定までオンラインで完結します。
複数国の周遊にも対応しているため、ヨーロッパを何か国かまわる旅程にも使えます。

📡 X GLOBAL SIMの特徴
対応国・地域 200以上。アメリカ・ヨーロッパ各国・アジア各国などに対応
複数国の周遊 対応。ヨーロッパ周遊は33ヶ国が対象(1GB/7日間 529円〜)
申し込み方法 オンライン完結(プラン購入 → eSIMインストール → 現地で利用の3ステップ)
使用回線 渡航先の現地大手キャリアの回線を使用
電話番号 データ通信専用。日本の番号での着信やSMS受信は維持できる
利用条件 eSIM対応端末とSIMロック解除が必要

料金の例を挙げます(2026年1月時点の公式案内より)。

行き先 プラン例 料金
アメリカ 1GB/7日間 706円〜
ヨーロッパ周遊(33ヶ国) 1GB/7日間 529円〜
韓国 3GB/7日間 1,059円〜
台湾 1GB/7日間 529円〜

※公式サイトの案内による料金例です。最新の料金・プラン内容・対応国は公式サイトでご確認ください。

購入前に確認しておきたいこと
  • 行き先が対応エリアに入っているか/とくにハワイや離島リゾートは、リストで確認しましょう
  • 必要な日数のプランがあるか/往復を含めた日数で選びます
  • 2人分を購入する/それぞれのスマホにインストールします
  • 不明な点は問い合わせておく/出発前なら落ち着いて確認できます
ハネムーンにX GLOBAL SIMをおすすめする理由
  • 受け取りも返却も不要。荷物が増えず、帰国後の手続きもない
  • 着陸して機内モードを解除すれば使える。空港での送迎連絡に困らない
  • 日本の電話番号での着信とSMS受信を維持できる
  • ヨーロッパ周遊は33ヶ国が対象。複数国をまわる旅程にも使える
  • 足りなくなったらアプリから追加購入できる

行き先の対応・料金を公式サイトで見る

出発前の準備と、現地での使い方

eSIMの準備は、購入からQRコードの読み込みまで10分程度で終わります。
2人分をまとめて済ませておけば、現地では回線をオンにするだけです

準備自体は簡単ですが、2人分ということもあり、順序を決めておくとスムーズです。

出発前にやること

時期ごとに整理します。

1週間前までのチェックリスト
  • 2人ともeSIMに対応しているか確認する/「設定」→「モバイル通信」に「eSIMを追加」があるか見ます
  • SIMロックの解除状況を確認する/解除が必要な場合、手続きに時間がかかることがあります
  • 行き先が対応エリアに入っているか確認する/ハワイや離島リゾートはとくに念入りに
  • 往復を含めた日数を数える/プランの有効期限を選ぶ前提になります

時間がかかる可能性があるのは2つ目のSIMロック解除だけです。
片方だけ未解除ということもあるため、2人とも確認しておきましょう

前日までのチェックリスト
  • 2人分のeSIMを購入し、それぞれ読み込む/自宅のWi-Fiで落ち着いて作業しましょう
  • 設定マニュアルと問い合わせ先を保存する/2人ともスクリーンショットで残しておきます
  • 写真の自動バックアップを一時停止する/またはWi-Fi接続時のみに変更します
  • 宿の住所と予約情報を画像で保存する/送迎やタクシーで見せる場面があります
  • 訪問エリアのオフラインマップをダウンロードする/圏外でも地図が見られます

4つ目は、ハネムーンではとくに役立ちます
リゾートの正式名称や住所を運転手に見せる場面が出てくるためです。

現地に着いてからやること

準備が済んでいれば、やることは2つだけです。

日本を出る前に

日本の回線のデータローミングをオフにします。

2人ともです。これを忘れると、着陸した瞬間に意図しない通信が始まる可能性があります。

機内でも設定できるので、搭乗後でも構いません。

現地に着いたら

eSIMの回線をオンにして、データローミングをオンにします。

機内モードを解除したタイミングで行えばスムーズです。

数十秒で現地の回線に繋がります。

覚えることは1つだけです。
日本の回線はオフ、現地のeSIMはオン

着陸してすぐ使えるようにしておけば、送迎の担当者との連絡や、配車の手配もその場でできます

2人で準備するときのコツ

2人分の準備には、ちょっとした順序のコツがあります。

スムーズに進める4つのコツ
  • 片方が先に済ませる/1人が購入と設定を終えてから、もう1人が同じ手順をなぞると迷いません
  • 同じサービスにそろえる/設定手順もサポート窓口も共通になり、トラブル時に対応しやすくなります
  • 容量は別々でいい/使い方が違うなら、それぞれに合ったプランを選びましょう
  • 2人とも完了したか出発前に確認する/空港で慌てる事態を防げます

2つ目は、意外に効いてきます。
同じサービスなら、片方が設定でつまずいてももう片方が教えられます

また問い合わせが必要になったときも、1つの窓口で両方の状況を確認できます

繋がらないときの確認順序

現地で繋がらないときも、慌てる必要はありません。
原因の多くは設定漏れです。

上から順に試す6ステップ
  1. 機内モードをオン→オフに切り替える/回線を探し直すため、これだけで繋がることが多くあります
  2. eSIM回線がオンになっているか/「モバイル通信」の一覧で確認します
  3. eSIM側のデータローミングがオンになっているか/もっとも多い設定漏れです
  4. データ通信の利用先がeSIMになっているか/日本の回線のままだと繋がりません
  5. スマホを再起動する/ここまでで解決しない場合に試します
  6. ネットワークを手動選択する/自動選択をオフにして、現地の事業者を選び直します

2人で行動しているなら、片方が繋がっているかを比べてみるのも有効です。

2人いるからできる切り分け
  • 2人とも繋がらない/その場所が圏外の可能性があります。移動して試しましょう
  • 片方だけ繋がらない/設定の問題である可能性が高いでしょう
  • 繋がっている側でサポートに連絡できる/2人いる強みです
  • 一時的にテザリングで助ける/解決するまでの間、回線を分けることもできます

これは2人がそれぞれeSIMを持っているからこそできる対処です。
1つを共有していると、この切り分けができません

なお、リゾートや離島では設定に問題がなくても電波が届かないことがあります。
まず場所を変えて試してみるのも有効でしょう。

APN設定という手順が必要になることもあります。詳しくはAPN設定ガイドをご覧ください。

準備と使い方のまとめ
  • 時間がかかるのはSIMロック解除だけ。2人とも1週間前までに確認しておく
  • 購入と設定は前日までに。片方が先に済ませて手順を共有するとスムーズ
  • 日本の回線はデータローミングをオフ、現地のeSIMはオン
  • 2人がそれぞれ持っていると、繋がらないときの原因を切り分けられる

よくある質問

  • A常に一緒に行動するなら足りますが、別行動の可能性があるならそれぞれ持つほうが安心です。テザリングで共有する場合、一般的な目安として10メートルほど離れると繋がりにくくなると言われています。ハネムーンでも、スパやエステを片方だけ利用する、アクティビティの参加が分かれる、サプライズの準備で別々に動くといった場面はあるでしょう。このとき圏外になるのは貸してもらっている側で、連絡も地図も使えなくなります。また貸す側のバッテリー消耗が早くなり、片方の電池が切れると2人とも困る点にも注意が必要です。費用面では、2つ買っても共有する場合との差は1,000〜2,000円程度。この金額で別行動の不安がなくなるなら、それぞれ持つ価値はあるでしょう。
  • A7日間なら、宿のWi-Fiを併用して3〜5GB、日中もよく使うなら5〜7GBが1人あたりの目安です。ハネムーンには意図的に通信を使わない時間があるため、日数が長いからといって必ずしも大容量が必要とは限りません。食事の時間、ビーチやプールで過ごす時間、スパやアクティビティ中は、あまり使わないでしょう。ただし移動と連絡に使う分、緊急時に備える分、予約確認に使う分は必ず確保しておいてください。なお2人で同じ容量にする必要はありません。SNSをよく使う人は大きめ、連絡と地図が中心の人は小さめといった選び方ができます。データを追加購入できるサービスなら、最初は控えめに買っておくのが無駄がないでしょう。
  • A宿の中では十分ですが、外に出ると使えません。リゾートホテルのWi-Fiは客室やロビーで快適に使えることが多く、写真や動画の共有を夜にまとめて行う用途には向いています。ただし敷地が広いリゾートでは、棟によって届き方が変わることもあります。ビーチや敷地の端まで届かないケースもあるでしょう。そして最も重要なのが、空港到着時です。送迎担当者との連絡や配車アプリの利用には通信が必要で、この時点ではまだホテルに着いていません。また外出時のレストラン検索、帰りのタクシー手配にも使います。宿のWi-Fiは「日中の消費を抑えるために併用するもの」と考えておくのが現実的です。
  • Aサービスによって異なるため、必ず確認してください。アメリカ本土とハワイで同じプランが使えるかどうかは、提供会社ごとに扱いが違うとされています。ハワイ専用のプランが用意されている場合もあります。同様の注意が必要なのが、離島リゾートや海外領土です。国名は対象に入っていても、島名まで記載があるかを見ておきましょう。またハワイで複数の島をまわる予定があるなら、すべての島が対象かも確認が必要です。購入前に対応国リストで行き先を照合し、記載が見当たらない場合は問い合わせてから購入するのが確実でしょう。
  • Aそのまま使えます。eSIMは今使っているSIMカードを抜かずに追加できる仕組みのため、日本の電話番号は維持されます。電話の着信もSMSも受け取れるので、家族からの連絡も届きます。海外でクレジットカードを使うときに本人確認のSMSが届くことがあるため、この点は重要でしょう。ただし1つだけ設定が必要で、日本の回線側のデータローミングはオフにしてください。2人とも忘れずに設定しましょう。オンのままだと日本の回線で通信してしまい、想定外の料金が発生する可能性があります。「日本の回線はオフ、eSIMはオン」と覚えておけば大丈夫です。
  • A周遊プランと単独プランの両方を比べてみてください。国ごとに買うより、地域をまとめた周遊プランのほうがコストを抑えられることが多いとされています。ただし周遊プランを選ぶ場合は、訪問予定国がすべて対象に入っているかをリストで照合する必要があります。とくに注意したいのがイギリス・スイス・トルコで、これらはEUのローミング規則の対象外のため、周遊プランに含まれるかはサービスごとに異なります。スイスはフランスやイタリアに囲まれているぶん、EU圏外だと気づきにくい点にも注意しましょう。詳しくはヨーロッパ周遊のeSIM記事で解説しています。

行き先が決まっている方へ|国別の詳しい情報

準備の方向性が決まったら、行き先ごとの事情も確認しておきましょう。

料金の相場や通信環境、国によっては特有の注意点があります。

ビーチリゾート
ヨーロッパ
その他の人気の行き先

通信手段そのものをもう少し詳しく比べたい方は、初めての海外旅行の通信手段もあわせてご覧ください。
設定でつまずいたときは、APN設定ガイドが役立ちます。

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