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インドネシア(バリ)旅行のeSIMおすすめ|料金と注意点

インドネシア(バリ)旅行のeSIMおすすめ|料金と注意点

この記事の結論

バリ旅行のeSIMは、3〜5日の滞在なら合計1〜3GB程度が目安で、短期プランなら1,000円前後から選べます。インドネシアには海外から持ち込んだ端末のIMEI登録に関する制度があり、現地SIMを使う場合は手続きが必要になることがあります。この記事では料金相場と必要な容量に加えて、購入前に知っておきたい注意点まで整理します。

スミニャックのビーチ、ウブドの田園風景、そしてヌサペニダ島の絶景。
バリは滞在スタイルの幅が非常に広い旅行先です。

3泊5日のリゾート旅行で訪れる人もいれば、1ヶ月以上滞在してワーケーションをする人もいます。
目的が違えば、必要な通信環境も変わります

さらにインドネシアには、他の東南アジア諸国にはない事情があります。
海外から持ち込んだスマホの端末識別番号(IMEI)を登録する制度があり、現地でSIMカードを使う場合に関わってくる可能性があるのです。

「難しそう」と感じるかもしれませんが、心配は要りません。
仕組みを理解して適切な通信手段を選べば、対応は難しくありません。

この記事でわかること
  • eSIM・ポケットWiFi・現地SIMの違いと、バリ旅行にはどれが向いているか
  • IMEI登録制度の基本と、旅行者への影響
  • 日数別の料金相場と、使い方から逆算した必要なギガ数
  • ビーチエリア・ウブド・離島での電波環境の違いと、長期滞在向けの選び方

なお、制度の運用や通信環境は変わる可能性があります。
本記事の内容を踏まえたうえで、渡航前に最新情報をご確認ください

目次

バリ旅行のeSIMとは?ポケットWiFi・現地SIMとの違いを比較

バリ旅行のeSIMとは、スマホ本体に内蔵されたSIMにデータプランを書き込んで使う、カード不要の通信手段です。
オンラインで購入してQRコードを読み込むだけで開通するため、空港での受け取りも帰国後の返却も発生しません。

バリでネット環境を用意する方法は、大きく「eSIM」「ポケットWiFiレンタル」「現地SIMカード」の3つです。
ングラ・ライ国際空港(デンパサール)には通信各社のカウンターがあり、現地SIMを買う人も一定数います。

ただしインドネシアの場合、現地SIMを使うなら端末登録の制度が関わってくる可能性がある点を先に押さえておく必要があります。
この論点はH2②で詳しく解説します。

eSIMとは?物理SIMとの違いをかんたん解説

eSIM(イーシム)は「Embedded SIM=組み込み型SIM」を略した呼び名です。
従来のSIMは小さなICチップをトレイに差して使いますが、eSIMはそのチップがスマホ内部にあらかじめ入っており、契約情報だけをダウンロードして書き換える仕組みになっています。

比較項目 eSIM(旅行者向け) 現地の物理SIMカード
入手方法 オンライン購入・QRコード発行 空港カウンターや店頭で受け取り
準備できる場所 日本にいるうちに完了できる 現地に到着してから
購入時の手続き オンラインで完結 パスポートの提示と利用者登録が必要
端末登録との関係 関係しないケースが一般的(H2②で詳述) 現地の回線を使うため、制度が関わる可能性がある
日本のSIMの扱い 入れたままでOK 抜いて保管が必要
必要な条件 eSIM対応端末・SIMロック解除 SIMロック解除

判断基準:日本の電話番号を旅行中も残したいなら、eSIMを選ぶ明確な理由があります。
物理SIMを抜かずに追加できるため、日本の番号で着信を受けながら、データ通信だけをインドネシアのeSIMに切り替える使い方ができるからです。

eSIMと物理SIMの違いをさらに詳しく知りたい方は、物理SIMとeSIMの比較記事もあわせてご覧ください。

ポケットWiFiレンタルとどっちが得?

1人旅ならeSIM、3人以上でシェアするならポケットWiFiが向いています。
判断の軸は「何人で、どう動くか」の1点です。

eSIMが向くケース

1人旅、または2人がそれぞれ自分のスマホを使う旅。

ワーケーションなど、長期で自分専用の回線が必要な場合にも向きます。

受取・返却がなく、持ち物も増えません。

ポケットWiFiが向くケース

3人以上の家族旅行やグループ旅行で、常に一緒に行動する場合。

1台を全員でシェアできるため、1人あたりの負担を下げやすくなります。

eSIM非対応の端末しか持っていない人にも使えます。

バリでポケットWiFiを選ぶときに考えたいのがアクティビティとの相性です。
ビーチやプール、サーフィン、ボートでの離島移動など、機器を持ち歩けない場面や水濡れのリスクがある場面が少なくありません。
スマホ1台で完結するeSIMのほうが、身軽に動けます。

ングラ・ライ国際空港の現地SIMと比べたメリット・デメリット

空港の到着エリアでは現地SIMを購入でき、スタッフが設定まで対応してくれます。
一方で購入時にパスポートの提示と利用者登録が必要で、手続きに時間がかかります。

さらにインドネシアの場合、H2②で解説する端末登録の制度も考慮に入れる必要があります。
現地SIMを選ぶなら、この点を事前に調べておくことが前提になります。

eSIMの良い点
  • 日本で準備が完結し、着陸直後から通信できる
  • 登録手続きのために窓口へ並ぶ時間が発生しない
  • 日本のSIMを抜かないため、日本の番号での着信を維持できる
  • SIMカードやルーターの紛失・破損リスクがない
eSIMの気になる点
  • eSIM非対応の端末では使えない
  • 初回は設定画面の操作に少し戸惑うことがある
  • データ専用プランが中心で、インドネシアの電話番号が付かないものが多い
  • 対面で設定してもらえる現地SIMと違い、開通は自己対応が基本

判断基準:到着後すぐに配車アプリでホテルへ向かいたいなら、eSIMが確実です。
現地SIMは開通がカウンターに着いてからになるため、それまではネットが使えません
逆に、インドネシアの電話番号が必要な人や、対面で開通まで見てほしい人には現地SIMが向きます。

バリ旅行でeSIMが向いている人・向いていない人

ここまでを踏まえて、タイプ別に整理します。

💡 eSIMが向いている人
  • 1〜2人旅で、それぞれ自分のスマホを使いたい
  • 空港での手続きに時間を取られたくない
  • ビーチやマリンアクティビティが多く、荷物を減らしたい
  • 日本の電話番号での着信を旅行中も残しておきたい
  • ワーケーションなどで、自分専用の回線を長期間確保したい
⚠ eSIMが向いていない人
  • スマホがeSIMに対応していない(確認方法はH2⑤で解説します)
  • 3人以上で常に一緒に行動し、1台をシェアしたい
  • 設定を自分で行うのが不安で、対面サポートを受けたい
  • インドネシアの電話番号でSMS認証や現地への発信が必要

あわせて確認しておきたいのがSIMロックの解除状況です。
キャリアで購入した端末はロックがかかっている場合があり、そのままでは海外eSIMを開通できないことがあります。
出発直前に気づくと間に合わないおそれがあるため、早めにチェックしておきましょう。

他の渡航先を検討中の方は、韓国台湾タイベトナムシンガポールマレーシアフィリピン香港中国のeSIM記事もあわせてご覧ください。

【注意点】インドネシアのIMEI登録とは?eSIMとの関係

IMEI登録とは、海外から持ち込んだ端末の識別番号をインドネシア当局に登録する制度です。
2020年に導入された仕組みで、登録が必要になるのは「90日を超えて現地SIMを使う場合」とされています。

先に結論をお伝えします。
短期旅行であれば、この制度を過度に心配する必要はありません

ただし、長期滞在やワーケーションを考えている人には関わってくる話です。
仕組みと影響範囲を、順番に整理していきましょう。

IMEI登録制度とは?なぜ導入されたのか

IMEI(International Mobile Equipment Identity)は、スマホやタブレットに付与されている国際的な識別番号です。
日本では「端末識別番号」と呼ばれることもあります。

インドネシア政府は2020年4月から、海外から持ち込まれる携帯端末について登録制度を導入しました。
背景にあるのは、正規ルート以外で流通する端末を減らすという目的とされています。

制度の基本ポイント
  • 対象/インドネシア国外で購入し、現地に持ち込んだ携帯端末
  • 必要になる条件/その端末を90日を超えて、インドネシアの現地SIMで使う場合
  • 登録しないとどうなるか/90日を過ぎると、現地の通信会社が発行するSIMカードが使えなくなるとされています
  • 登録方法/入国前後にオンラインで税関申告として申請するか、空港の税関窓口で手続きする
  • 再登録/一度登録した端末は、原則として再度の登録は不要とされています

なお、個人使用目的の端末には一定の免税枠が設けられており、観光など短期滞在で個人使用目的の場合は関税の支払いが免除されるとされています。

旅行者にはどんな影響がある?

ここが最も知りたいポイントでしょう。
滞在期間と使う通信手段の組み合わせで、影響が変わります。

滞在期間 使う通信手段 IMEI登録の要否
90日以内
(一般的な旅行)
現地SIMカード 不要とされている。購入時に店側で対応してもらえる
90日以内 海外eSIM・国際ローミング・Wi-Fi 不要とされている(現地SIMを使わないため)
90日超
(長期滞在)
現地SIMカード 必要。登録しないと90日以降は使えなくなるとされている
90日超 海外eSIM・国際ローミング・Wi-Fi 不要とされている

※2026年7月時点で一般に案内されている内容です。制度の運用は変わる可能性があります。

表のとおり、一般的な旅行者(90日以内の滞在)であれば、IMEI登録は不要とされています
「バリ旅行のためにIMEI登録が必要」という認識は、多くの場合は当てはまりません。

判断基準:自分が該当するかどうかは、「90日を超えるか」と「現地SIMを使うか」の2点で判断できます。
どちらもNoなら、この制度を気にする必要はほぼありません。

eSIMなら手続きは不要?前提と確認方法

旅行者向けのeSIMは、海外の事業者が提供するサービスです。
インドネシアの通信会社と直接契約するわけではないため、現地SIMを使う場合の制度とは扱いが異なるとされています

実際、ローミングサービスや海外SIM、Wi-Fiを利用する場合はIMEI登録や関税支払いの必要がないと案内されています。

⚠ ただし、確認しておきたいこと
  • 制度の運用は変わる可能性がある/渡航前に最新情報を確認してください
  • サービスによって案内が異なる場合がある/購入前に商品ページで確認しましょう
  • 公的な情報源を確認する/在インドネシア日本国大使館などの公式情報が最も確実です

判断基準:不安な場合は、購入予定のサービスに直接問い合わせるのが最も確実です。
「インドネシアでの利用にあたり、端末側で必要な手続きはあるか」と聞けば、明確な回答が得られます。

長期滞在・ワーケーションを考えている場合は?

バリは長期滞在先としても人気があります。
1ヶ月、3ヶ月と滞在する場合、通信手段の選び方が変わってきます。

滞在期間別の考え方
  • 〜1ヶ月程度/eSIMの30日プランで対応可能。IMEI登録の心配はほぼない
  • 1〜3ヶ月/eSIMのプランを買い足すか、長期プランを選ぶ。現地SIMを使わないなら登録は不要とされている
  • 90日を超える予定がある/現地SIMに切り替える可能性があるなら、IMEI登録の要否を事前に確認しておく
  • いずれの場合も/滞在が延びる可能性を考え、プランの買い足しに対応したサービスを選んでおくと安心

判断基準:90日を超えない範囲での滞在であれば、海外eSIMを使い続けるほうが手続きの手間がありません
90日を超える見込みがあるなら、渡航前に登録の要否と方法を調べておきましょう。

この章のまとめ
  • IMEI登録は、海外から持ち込んだ端末の識別番号を登録する制度
  • 必要になるのは「90日を超えて現地SIMを使う場合」とされている
  • 一般的な旅行(90日以内)であれば、登録は不要とされている
  • 海外eSIMやローミングを使う場合も、現地SIMを使わないため対象外とされている
  • 制度の運用は変わる可能性があるため、渡航前に最新情報を確認する

バリeSIMの料金相場と必要な容量

バリeSIMの料金相場は、3〜5日の短期プランで1,000〜2,000円程度が一つの目安です。
一方で無制限プランは他の東南アジア諸国より割高になりやすく、容量制を選ぶ判断が現実的なケースが多くなります。

インドネシア向けのeSIMは、1GB〜30GBまたは無制限、利用期間は5日〜30日程度という構成が一般的です。
選択肢は十分にあるので、使い方を決めてから探せば迷いません。

なお本記事の金額は2026年7月時点の一般的なレンジです。申し込み前に必ず公式サイトで最新の料金を確認してください

バリeSIMは日数別にいくら?3日・5日・7日・30日の料金レンジ

滞在日数ごとの相場は次のとおりです。

滞在日数 容量制プランの目安 無制限プランの目安 こんな旅程向け
3日間 700〜1,800円程度 2,000〜3,000円程度 週末のバリ短期旅行
5日間 1,000〜2,200円程度 2,500〜4,000円程度 3泊5日の定番ルート
7日間 1,200〜2,800円程度 3,000〜6,000円程度 ウブド+ビーチエリアの周遊
30日間 2,500〜5,500円程度 8,000〜16,000円程度 ワーケーション・長期滞在

※2026年7月時点の一般的な価格レンジです。提供会社・回線・キャンペーンにより変動します。

表で目を引くのが、無制限プランの価格帯の広さです。
サービスによっては30日間で1万5,000円を超えることもあり、同じ30日でも容量制なら数千円で収まります

参考として、レンタルWi-Fiは安いプランでも1日500〜1,000円程度かかるとされ、5日間で3,500〜5,000円ほど。
1日1GBのeSIMを5日間使って2,000円台という例と比べると、コスト差は明確です。

判断基準:バリではまず容量制で足りるかを検討するのが合理的です。
無制限は選択肢として持ちつつ、必要性を見極めてから選びましょう。

1日あたりのデータ消費量はどれくらい?アプリ別の目安

必要な容量を判断するために、アプリごとの消費量を押さえておきましょう。
数字は一般的な目安で、画質設定や電波状況によって変動します。

使い方 データ消費の目安 バリでの使用頻度
LINE・メッセージ(テキスト) ごくわずか(1日数MB程度) 高い
地図アプリでのルート検索 1時間あたり数MB〜10MB程度 非常に高い
配車アプリ 地図表示と位置情報の送受信で継続的に消費 高い(島内の主要な移動手段)
オンライン会議 1時間あたり300MB〜1GB程度 ワーケーション利用者は要注意
SNSのタイムライン閲覧 1時間あたり200〜300MB程度 高い
写真・動画のアップロード 1本あたり数十MB〜数百MB ビーチ・ライステラスで急増
動画視聴(標準画質) 1時間あたり300〜500MB程度 人による

観光目的の旅行なら、1日あたり250〜300MB程度で足りるという見積もりもあります
地図と連絡が中心なら、想像より少ない容量で収まるということです。

一方でワーケーション目的なら話が変わります
オンライン会議は1時間で数百MB〜1GB程度を消費するため、週に数回の会議があるだけで月間の必要量が跳ね上がります

判断基準:自分の基準値を知るには、日本での月間データ使用量を30で割るのが確実です。
そのうえで、旅行中に増える分(地図・検索)と、業務で使う分(会議・テザリング)を別々に見積もりましょう。

滞在日数別の推奨容量はどれくらい?

アプリ別の目安を、滞在日数と目的に落とし込むと次のようになります。

滞在日数 観光・地図中心 SNS投稿も多め 仕事・テザリングも使う
2泊3日 1〜2GB 3GB前後 5GB以上または無制限
3泊5日 2〜3GB 3〜5GB 10GB前後または無制限
1週間 3〜5GB 7GB前後 10〜20GBまたは無制限
30日間 5GB前後 10〜20GB 20〜30GBまたは無制限

バリではホテルやカフェ、コワーキングスペースでWi-Fiを使える場所も多くあります。
Wi-Fiを積極的に併用するなら、この表より1段階下でも足りることがあります

💡 容量を1段階下げる3つの準備
  • オフラインマップを日本でダウンロード/バリ島全域を保存しておく
  • 写真のクラウド自動バックアップを一時停止/ビーチやライステラスで撮影枚数が増える
  • オンライン会議は宿やコワーキングのWi-Fiで/消費が最も大きい用途を切り分ける

無制限プランを選ぶべきなのはどんな人?

バリでは無制限プランが割高になりやすいため、本当に必要かを見極めてから選ぶのが基本です。
そのうえで、次のようなケースでは検討する価値があります。

無制限プランをおすすめする人
  • 外出先でオンライン会議をする人/カフェのWi-Fiが不安定な場合に備えられる
  • テザリングでPCを繋いで仕事をする人/消費量が読みにくく、切れると業務が止まる
  • 宿のWi-Fiが期待できない人/ヴィラや郊外の宿では速度が出ないこともある
  • 毎日SNSに写真・動画を投稿する人/アップロード量が積み上がる
  • 残量を気にするストレスを避けたい人/短期なら数千円の差で解決する

ただし、無制限プランでも「完全な使い放題」とは限らない点に注意してください。
たとえば1日3GBを超えると通信速度が1Mbpsに制限されるといった条件が設定されている例があります。

1Mbps程度あればメッセージや地図は使えますが、オンライン会議や動画視聴は厳しくなります。
申し込み前に「1日あたりの高速通信の上限」と「制限後の速度」を必ず確認しましょう。

料金と容量のまとめ
  • 3日間なら700〜3,000円程度、3泊5日なら1,000〜4,000円程度が目安
  • 無制限は割高になりやすいため、まず容量制で足りるかを検討する
  • 観光中心なら1日250〜300MB程度で足りるという見積もりもある
  • ワーケーション目的ならオンライン会議の消費量を別枠で見積もる

失敗しないバリeSIMの選び方|5つの比較ポイント

バリeSIMは「使用回線」「訪問エリア」「テザリング条件」「有効期限と長期プランの有無」「サポート体制」の5点で比較します。
バリはエリアによって通信環境の差が出やすいため、1つ目と2つ目の確認が特に効いてきます。

ここまでで相場と必要な容量、そしてIMEI登録の位置づけは整理できたはずです。
次は、実際にプランを並べて比べるときのチェック項目を見ていきましょう。

ポイント①:どの回線を使う?Telkomsel・Indosat・XL Axiata

インドネシアの通信網は、Telkomsel(テルコムセル)・XL Axiata・Indosatの3社が中心です。
この3社で契約シェアの大半を占めています。

なかでもTelkomselは最大手で、カバーエリアの広さで知られています
バリ島内でも、都市部から郊外まで比較的安定して繋がりやすいのが特徴です。

回線チェックの手順
  1. 申し込みページの「使用回線」「提携キャリア」欄を探す
  2. Telkomsel/XL Axiata/Indosatのいずれかが明記されているか確認する
  3. ウブドや郊外、離島を含む旅程ならカバレッジの広い回線を優先する
  4. 記載がない場合は、問い合わせるか別のサービスを検討する

判断基準:クタやスミニャックなど南部の観光エリアだけなら、回線による差は出にくいでしょう。
一方でウブドの奥や離島まで足を伸ばすなら、カバレッジを優先してください。

ポイント②:ビーチエリア・ウブド・離島で電波はどう変わる?

バリ島は南部の観光エリアと内陸・離島で、通信環境の性格が変わります。
同じ島内でも、訪れる場所によって備え方が違うということです。

エリア 主な滞在先 通信環境と対策
南部ビーチエリア クタ・スミニャック・ヌサドゥア 観光インフラが整っており、通信も比較的安定。Wi-Fiも使いやすい
ウブド周辺 ウブド中心部・ライステラス 中心部は問題ないことが多いが、郊外のヴィラでは変動あり
内陸・山間部 キンタマーニ・バトゥール山 電波が弱くなる区間がある。オフラインマップを併用
離島 ヌサペニダ島・レンボンガン島 ボート移動中は圏外前提。島内も場所により変動
⚠ 離島・山間部へ行く日に備えること
  • ツアーの集合場所・時間をスクリーンショットで保存しておく
  • 宿の住所と連絡先も画像で控えておく
  • ボートの出発時刻と乗り場を確認しておく
  • 同行者とはぐれたときの集合場所を、出発前に決めておく

判断基準:ヌサペニダ島などへ渡る予定があるなら、容量を増やすより「繋がらない前提の準備」を優先してください。
電波が届かない場所では、どれだけ容量があっても使えません。

ポイント③:テザリングは使える?条件の見分け方

バリはワーケーション先としても人気があり、ノートPCを繋ぐ場面が発生しやすい渡航先です。
テザリングの可否は、プランによって扱いが異なります。

テザリングでよくある落とし穴
  • そもそも許可されていないプランがある/申し込みページに明記がない場合は要確認
  • 無制限でも別枠の上限がある/「テザリングは1日◯GBまで」と制限されているケース
  • PCを繋ぐと消費が跳ね上がる/OSやアプリの自動更新に加え、オンライン会議で一気に容量を使う

判断基準:仕事でPCを使うなら、テザリング可であることに加えて容量にも余裕を持たせてください。
宿のWi-Fiが不安定だった場合、eSIMが唯一の通信手段になる可能性があります。

ポイント④:有効期限はいつから?長期プランの有無も確認

eSIM共通の確認事項ですが、バリでは長期滞在者の視点も重要になります。

有効期限の起算タイプは「購入日から」「QRコードをスキャンした時点から」「現地の回線に接続してから」の3種類。
これに加えて、30日以上のプランがあるか、買い足しやデータ追加ができるかも見ておきましょう。

滞在期間別に確認すること
  • 短期旅行(〜1週間)/起算タイプを確認し、日本で設定を済ませられるかをチェック
  • 中期滞在(2週間〜1ヶ月)/30日プランの有無と、容量あたりの単価を比較
  • 長期滞在(1ヶ月以上)/プランの買い足しやデータ追加に対応しているかを確認
  • 90日を超える見込みがある/H2②で解説したIMEI登録の要否を、あらためて確認しておく

判断基準:ワーケーションでは滞在期間が延びることも珍しくありません
1つのアカウントでプランを買い足せるサービスなら、予定が変わっても柔軟に対応できます。

ポイント⑤:開通はどうやる?手順とサポート体制をチェック

eSIMは、購入後にQRコードを読み込んで自分で開通させる商品です。
ここが現地SIMやWiFiレンタルとの一番大きな違いで、初めての人がつまずきやすいポイントでもあります。

確認項目 見るべき内容
設定マニュアル iPhone/Android別の手順があるか。画像や動画つきだとなお良い
サポート言語 日本語で問い合わせできるか
問い合わせ方法 チャット・メール・アプリ内サポートなど、現地から使える手段があるか
対応時間 バリと日本の時差は1時間。日本時間の営業時間がほぼそのまま使える
データ追加の可否 容量を使い切ったとき、アプリなどから追加購入できるか

判断基準:長期滞在では、滞在中にサポートへ連絡する機会が発生する可能性が高くなります
数日の旅行以上に、日本語で相談できる窓口の有無が効いてきます。

【結論】バリeSIMのおすすめは「X GLOBAL SIM」

ここまでの比較ポイントをバランスよく満たしているのが、X MOBILEが提供するX GLOBAL SIMです。
200以上の国と地域に対応しており、1つのアカウントで渡航先ごとのプランを購入・管理できます(公式サイト記載/2026年7月時点)。

📡 X GLOBAL SIMの特徴まとめ
対応国・地域 200以上。渡航先ごとのプランは公式サイトの対応国一覧で確認できる
アカウント管理 1つのアカウントで、必要なときに必要な国のプランを購入できる。滞在が延びた場合の買い足しにも対応しやすい
申し込み方法 オンライン完結(プラン購入 → eSIMインストール → 現地で利用の3ステップ)
使用回線 現地大手キャリアの回線を使用
電話番号 データ専用(新しい番号は付与されない/日本の番号はそのまま維持)
アクティベート 目的地に到着するとすぐに利用可能。繋がらないときは機内モードのオン/オフを切り替える
データ追加 残量が減ったら専用アプリからトップアップ購入が可能
X GLOBAL SIMをおすすめする理由
  • オンラインで完結するため、空港での登録手続きに時間を取られない
  • 海外事業者のeSIMのため、現地SIMを使う場合の手続きを気にせず済む
  • 現地大手キャリアの回線を使うため、観光エリアでの通信品質が安定しやすい
  • 日本の電話番号を残したまま、データ通信だけを切り替えられる
  • データが足りなくなってもアプリから追加購入できる。長期滞在で見積もりが外れても対応しやすい

インドネシア向けプランの容量・有効期限・料金は、公式サイトの対応国一覧から確認できます。
ワーケーションなど長期滞在を予定している場合は、30日プランの有無とデータ追加の条件もあわせてチェックしてください。

インドネシアプランの料金を公式サイトで見る

バリeSIMの使い方|購入から現地で繋がるまでの手順

バリeSIMの使い方は、①対応端末を確認する ②オンラインで購入する ③日本にいるうちにQRコードを読み込む ④バリ到着後に回線とデータローミングをオンにする、の4ステップです。
作業自体は10分程度で終わります。

「設定が難しそう」という理由でeSIMを避ける人は多いですが、実際にやってみると拍子抜けするほど簡単です。
コツは日本にいるうちに準備を終わらせておくこと。
これだけで現地でのトラブルはほぼ防げます。

自分のスマホはeSIM対応?iPhone・Androidの確認方法

大前提として、eSIMに対応していない端末では利用できません
購入する前に必ず確認しておきましょう。

端末 確認手順 対応の目安
iPhone 「設定」→「モバイル通信」にeSIMを追加があるか確認する iPhone XR/XSシリーズ以降のモデル
Android 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」にeSIMの追加があるか確認する 機種により異なる。メーカー公式サイトでの確認を推奨
共通 電話アプリで *#06# を入力し、EIDが表示されるか確認する EIDが表示されればeSIM対応

あわせてSIMロックの解除状況も見ておきましょう。
iPhoneなら「設定」→「一般」→「情報」から確認できます。
キャリアで購入した端末はロックがかかっている場合があり、そのままでは開通できないことがあります。

どうやって設定する?購入からQRコード読み込みまでの手順

端末の確認が済んだら、購入と設定に進みます。
以下の流れで進めれば、迷うことはほとんどありません。

🔧 購入から開通までの5ステップ
1

プランを選んで購入する/滞在日数と必要容量に加えて、使用回線と有効期限の起算タイプを確認してから申し込みます。

2

安定したWi-Fi環境でQRコードを読み込む/iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」、Androidなら「設定」→「SIM」→「eSIMをダウンロード」から読み取ります。

3

プロファイルに分かりやすい名前を付ける/「バリ」などにしておくと、現地で切り替えるときに迷いません。

4

出発まで回線はオフのまま、日本の主回線のローミングもオフにしておく/日本国内で誤って使ってしまうのを防ぎます。

5

バリ到着後、eSIM回線とデータローミングをオンにする/モバイルデータ通信の利用先をインドネシアのeSIMに切り替えれば完了です。

ここで混乱しやすいのが、ローミングをオフにする回線とオンにする回線が違う点です。
日本の主回線側はオフ、インドネシアのeSIM側はオン
この組み合わせを覚えておけば、設定で迷うことはありません。

日本の主回線をオンのままにしていると、海外パケット定額に加入していない場合に想定外の通信料が発生する可能性があります。
出発前のチェックリストに必ず入れておきましょう。

設定はいつやる?出発前・到着後のベストタイミング

結論から言うと、QRコードの読み込みは日本で、回線の切り替えはバリ到着後が基本です。
現地に到着してからeSIMを購入・設定しようとすると、そもそもネットに繋がらず手続きができません。

出発前にやること

QRコードの読み込みと、日本回線のローミングオフ。

オフラインマップのダウンロードも、このタイミングで済ませます。

自宅のWi-Fiなら、うまくいかなくても落ち着いて問い合わせできます。

現地に着いてからやること

eSIM回線をオンにして、データローミングをオンにするだけ。

ングラ・ライ国際空港で機内モードを解除したタイミングで行えばスムーズです。

数十秒でインドネシアの回線を掴みます。

起算タイプ別・読み込みのベストタイミング
  • 現地接続で起算するタイプ/出発の3日前〜前日に読み込んでおけば安心
  • QRスキャンで起算するタイプ/出発当日の朝、自宅のWi-Fiで読み込むのが無駄がない
  • 長期滞在の場合/30日プランは起算日が1日ずれるだけでも影響が出ます。渡航日に合わせて調整しましょう

繋がらないときはどうする?チェックリストで原因を特定

現地で繋がらないときも、慌てる必要はありません。
原因の多くは設定漏れで、上から順に確認すれば大半は解決します。

繋がらないときの確認順序
  1. 機内モードをオン→オフに切り替える/回線の再検索が走り、これだけで繋がるケースが多くあります
  2. eSIM回線がオンになっているか/「モバイル通信」の一覧でeSIM側がオンか確認する
  3. eSIM側のデータローミングがオンになっているか/最も多い設定漏れです
  4. モバイルデータ通信の利用先がeSIMになっているか/主回線のままだと通信できないうえ、高額請求の原因にもなります
  5. 端末を再起動する/ここまでで解決しない場合に試します
  6. ネットワークを手動選択する/自動選択をオフにして、Telkomsel/XL/Indosatのいずれかを手動で選ぶ
  7. APN設定を確認する/自動設定されないケースでは、指定のAPNを手入力する必要があります

なお、ウブド郊外や離島では設定に問題がなくても電波が弱いことがあります
1〜5までで解決しない場合は、場所を移動して試してみるのも有効です。
ホテルやカフェのWi-Fiを併用できる場所も多いため、問い合わせ手段として確保しておくと安心です。

APN(アクセスポイント名)とは、スマホがインターネットに接続するための入口の設定のことです。
最近のeSIMは自動設定されることがほとんどですが、まれに手入力が必要になります。
手順を詳しく知りたい方は、APN設定ガイドを参考にしてください。

使い方のまとめ
  • 購入とQRコードの読み込みは、必ず日本にいるうちに済ませる
  • 日本の主回線はローミングオフ、インドネシアのeSIM側はローミングオン
  • 長期プランは起算日のずれが影響するため、渡航日に合わせて調整する
  • 繋がらないときは、機内モードの切り替え→ローミング設定→再起動の順に確認し、場所を変えて試すのも有効

よくある質問

  • A日本の電話番号はそのまま維持できます。eSIMは物理SIMを抜かずに追加できるため、日本のSIMを主回線として残したまま、データ通信だけをインドネシアのeSIMに切り替える使い方が可能です。ただし、日本の主回線のデータローミングは必ずオフにしてください。オンのままだと日本回線経由で通信してしまい、想定外の通信料が発生する可能性があります。
  • A一般的な旅行であれば、登録は不要とされています。IMEI登録が必要になるのは「90日を超えて、インドネシアの現地SIMを使う場合」とされており、90日以内の滞在であれば現地SIMを使う場合でも登録は不要と案内されています。また、海外事業者が提供するeSIMや国際ローミング、Wi-Fiを使う場合は、現地SIMを使わないため対象外とされています。ただし制度の運用は変わる可能性があるため、渡航前に在インドネシア日本国大使館などの公式情報で最新の状況を確認してください。
  • Aプランによって異なります。テザリングに対応しているプランもあれば、許可されていないプランや、無制限プランでもテザリング分だけ1日あたりの上限が設けられているケースもあります。ワーケーションでノートPCを繋ぐ予定があるなら、申し込みページでテザリングの条件まで確認してください。宿のWi-Fiが不安定だった場合、eSIMが唯一の通信手段になる可能性もあります。
  • Aクタやスミニャックなど南部の観光エリア、ウブド中心部では通常問題なく利用できます。ただし郊外のヴィラやキンタマーニなどの山間部では、場所によって電波が弱くなることがあります。ヌサペニダ島やレンボンガン島へのボート移動中は圏外前提と考えておくのが現実的です。オフラインマップを日本でダウンロードし、宿の住所やツアーの集合場所をスクリーンショットで保存しておくと安心です。
  • A使えます。30日プランを用意しているサービスも多く、長期滞在にも対応できます。ただしインドネシアでは無制限プランが割高になりやすく、30日間で1万円を超えることもあります。まずは容量制で足りるかを検討するのがおすすめです。容量を決めるときは、オンライン会議の頻度を別枠で見積もってください。1時間で数百MB〜1GB程度を消費するため、週に数回あるだけで必要量が大きく変わります。また滞在が延びる可能性も考え、プランの買い足しやデータ追加に対応したサービスを選んでおくと安心です。
  • A多くのサービスで出発の数週間前から購入できます。ただし有効期限の起算タイミングがサービスごとに異なり、「購入日から」「QRコードをスキャンした時点から」「現地の回線に接続してから」の3タイプがあります。日本で事前に設定を済ませたい場合は、現地接続で起算すると明記されたサービスを選ぶと安心です。なお、現地に到着してから購入しようとすると、そもそもネットに繋がらず手続きができません。必ず日本にいるうちに準備を済ませてください。

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