今使っているスマホが格安SIMで使えるかは、「①SIMロックの状態 ②対応バンド ③動作確認済み端末一覧」の3点を確認すれば判断できます。最も確実なのは、乗り換え先の格安SIM公式サイトにある「動作確認済み端末一覧」で自分の機種を探すこと。2021年10月以降の端末や、同じ回線系で使う場合は、そのまま使えることがほとんどです。この記事では、対応端末の確認方法をチェックリストで解説します。
格安SIMに乗り換えたいけれど、「今使っているスマホはそのまま使えるの?」「乗り換えたら使えなくなったら困る」と不安に感じている方は多いですよね。端末を買い替えるとなると、出費も手間も増えてしまいます。
でも、心配しすぎる必要はありません。今のスマホがそのまま使えるかは、3つのポイントを確認すれば判断できます。しかも、最近のスマホや同じ回線系の格安SIMを選ぶ場合は、SIMを差し替えるだけでそのまま使えることがほとんどです。
確認すべきは「SIMロックの状態」「対応バンド(周波数)」「動作確認済み端末一覧」の3点。特に、乗り換え先の公式サイトにある動作確認済み端末一覧で自分の機種を探すのが、最も確実で簡単な方法です。
この記事では、今のスマホが使えるかの判断方法を、確認の3ポイントとチェックリスト(判断フロー)でわかりやすく解説します。読み終えるころには、自分のスマホがそのまま使えるかどうか、自分で確認できるようになります。
今のスマホは格安SIMでそのまま使える?
2021年10月以降の端末や同じ回線系で使う場合は、今のスマホをそのまま使えることがほとんどです。ただし、確実に使えるかは事前の確認が大切です。確認すべきポイントは3つだけ。まずは「そのまま使えるのはどんなケースか」「何を確認すればいいか」という全体像をつかみましょう。これが分かれば、後の確認がスムーズに進みます。
結論|多くはそのまま使えるが、確認は必要
結論として、多くのスマホは格安SIMでそのまま使えますが、念のため事前の確認が必要です。確認を怠ると、乗り換え後につながらないことがあります。
最近のスマホは、ほとんどが格安SIMでそのまま使えます。とはいえ、端末や乗り換え先の回線によっては、一部の機能が使えなかったり、電波をつかみにくかったりするケースもあるため、確認は欠かせません。確認といっても難しくなく、これから紹介する3つのポイントを押さえるだけです。
そのまま使える典型的なケース
同じ回線系の格安SIMを選べば、SIMを差し替えるだけでそのまま使えることが多いです。2021年10月以降に発売された端末も、ほぼそのまま使えます。
次のようなケースでは、今のスマホをそのまま使える可能性が高いです。
- 2021年10月以降に発売された端末:原則SIMロックがなく、対応バンドも広い傾向。
- 購入元と同じ回線系の格安SIMを使う:例:ドコモで買った端末で、ドコモ回線の格安SIMを使う。
- SIMフリー端末を使っている:もともとロックがなく、回線を選びやすい。
確認が必要な3つのポイント
対応端末かは、SIMロック・対応バンド・動作確認済み端末一覧の3点で確認できます。この3つを押さえれば、使えるかどうかを判断できます。
確認すべきポイントは、次の3つです。それぞれ、このあとの章で詳しく解説します。
- ①SIMロックの状態:他社のSIMが使える状態か(解除済みか)を確認する。
- ②対応バンド(周波数):使いたい回線の電波に端末が対応しているかを確認する。
- ③動作確認済み端末一覧:乗り換え先の公式サイトで、自分の機種が対応しているか確認する。
この3点のうち、最も手軽で確実なのが③の「動作確認済み端末一覧」です。次の章から、順番に確認方法を見ていきましょう。
確認ポイント①|SIMロックの状態
まず、端末にSIMロックがかかっていないか(他社SIMが使える状態か)を確認します。SIMロックがかかっていると、他社の格安SIMを挿しても使えないことがあります。ここでは確認方法を簡潔に紹介します。なお、SIMロックの詳しい確認・解除手順は専用記事で解説しているので、詳しく知りたい方はそちらもあわせてご覧ください。
SIMロックの確認方法
SIMロックの状態は、iPhone・Androidとも端末の設定画面から確認できます。「SIMロックなし」と表示されていれば、他社SIMを使える状態です。
かんたんな確認方法は次のとおりです。
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」の「SIMロック」欄を見る。「SIMロックなし」ならOK。
- Android:「設定」→「デバイス情報」→「SIMカードステータス」などで確認(機種により名称が異なる)。
- 発売時期で判断:2021年10月以降に発売された端末なら、原則ロックなし。
SIMロックの状態や解除可否は、購入元キャリアの会員ページからも確認できます。より詳しい確認方法や、ロックがかかっていた場合の解除手続きは、専用記事で詳しく解説しています。
ロックがかかっていたら解除する
SIMロックがかかっていたら、各キャリアのWebサイトから無料で解除できます。解除すれば、他社の格安SIMを使えるようになります。
もし「SIMロックあり」と表示された場合でも、心配はいりません。各キャリアの会員ページからWebで手続きすれば、無料・24時間で解除できます。解除の具体的な手順や注意点は、次の記事で詳しく解説しています。
- SIMロック解除とは?必要なケースと手続きの方法:SIMロックの確認方法と、Web・店舗での解除手続きを詳しく解説。
SIMロックの状態が確認できたら、次は2つめのポイント「対応バンド(周波数)」を確認しましょう。
確認ポイント②|対応バンド(周波数)
次に、使いたい回線の周波数(バンド)に端末が対応しているかを確認します。対応バンドが合わないと、SIMロックがなくても電波をつかみにくくなることがあります。特に、購入元と違う回線系のSIMを使う場合や、海外メーカー・中古の端末では確認が大切です。ここでは要点を簡潔に紹介します。
対応バンドとは
対応バンドとは、端末が受信できる電波の周波数帯のことです。キャリアごとに使うバンドが異なり、対応していないとつながりにくくなります。
スマホは、対応している周波数帯(バンド)の電波しか使えません。キャリアによって使うバンドが異なるため、端末が乗り換え先の回線のバンドに対応していないと、エリアによってはつながりにくくなることがあります。同じ回線系で使う場合はあまり問題になりませんが、違う回線系に乗り換える場合は注意が必要です。
使いたい回線のバンドに対応しているか確認する
使いたい回線が使うバンドに、端末が対応しているかを確認しましょう。メーカーの仕様表や、各社の動作確認済み端末一覧で確認できます。
確認のしかたは、次のとおりです。
- 使う回線のバンドを調べる:乗り換え先の格安SIMが使う回線(ドコモ・au・ソフトバンクなど)のバンドを確認する。
- 端末の対応バンドを確認:メーカーの仕様表で、端末がそのバンドに対応しているか見る。
- 動作確認済み端末一覧で確認:次の章で解説する一覧を見れば、バンドを意識せず確認できる。
対応バンドや、端末そのものの選び方をより詳しく知りたい方は、SIMフリー端末とは?格安SIMで使うメリットを解説もあわせてご覧ください。バンドの確認が難しく感じる場合も、次に紹介する「動作確認済み端末一覧」を使えば、専門知識なしで確認できます。次の章で見ていきましょう。
確認ポイント③|動作確認済み端末一覧の見方
動作確認済み端末一覧とは、各格安SIMが自社で動作を確認した端末を公開した一覧です。自分の機種がこの一覧にあれば、SIMを差し替えるだけで使える可能性が高く、最も確実な確認方法です。SIMロックや対応バンドを個別に調べなくても、この一覧で機種を探すだけで判断できます。ここでは、一覧の見方と、自分の機種がなかったときの対処を解説します。
動作確認済み端末一覧とは?
動作確認済み端末一覧とは、各格安SIMが「この端末で使えることを確認した」と公開しているリストです。乗り換え先の公式サイトで確認できます。
多くの格安SIMは、公式サイトで動作確認済み端末の一覧を公開しています。動作確認済み端末であれば、SIMカードを挿すだけで利用できると案内されています(出典:LIBMO)。自分の機種がこの一覧に載っていれば、そのまま使える可能性が高いため、まずはここで確認するのが最も簡単で確実です。「(格安SIM名) 動作確認済み端末」で検索すると見つかります。
一覧の見方(○△×の意味)
一覧では、データ通信・通話・SMSなどの機能ごとに、○△×で利用可否が示されています。項目ごとに確認するのがポイントです。
動作確認済み端末一覧は、機能ごとに利用可否が記号で表示されているのが一般的です。記号の意味は次のとおりです。
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| ○ | 利用できる(検証項目をクリア) |
| △ | 一部の機能が使えない、または未検証 |
| × | 利用できない |
※記号の意味は各社により異なる場合があります。各サイトの凡例を確認してください。
確認するときは、次の点に注目しましょう。
- 機種名・型番で探す:自分の端末の正確な機種名・型番(設定画面で確認可)で検索する。
- 機能ごとに確認:データ通信・音声通話・SMS・テザリングなど、使いたい機能が○かを見る。
- 回線の種類も確認:複数回線がある格安SIMでは、契約する回線(ドコモ・auなど)の欄を見る。
一覧に自分の機種がないときは?
一覧に機種がなくても使える可能性はありますが、自己責任での利用になります。不安な場合は、対応端末を選ぶか、提供元に問い合わせましょう。
動作確認済み端末一覧に載っていない=必ず使えない、ではありません。一覧は各社が検証した範囲を示すもので、載っていなくても対応バンドが合えば使えることはあります。ただし、その場合は動作保証がなく、自己責任での利用になります。確実に使いたいなら、一覧に載っている端末を選ぶか、後述するようにSIMフリー端末への買い替えも検討しましょう。判断に迷ったら、乗り換え先のサポートに問い合わせるのが安心です。
3つの確認ポイントが分かったところで、次はこれらをまとめた「判断フロー(チェックリスト)」で、最終的に使えるかどうかを整理しましょう。
対応端末かどうかの判断フロー(チェックリスト)
対応端末かは、「動作確認済み端末一覧で探す→SIMロックを確認→対応バンドを確認」の順でチェックすれば判断できます。3つの確認ポイントを、迷わず進められる順番に並べたのがこの判断フローです。上から順にチェックしていけば、自分のスマホがそのまま使えるかどうかが分かります。最後に、キャリア別・OS別の確認のコツも紹介します。
3ステップで判断するチェックリスト
次の3ステップを順に確認すれば、今のスマホが使えるかを判断できます。動作確認済み端末一覧から始めるのが最も効率的です。
ステップ1の動作確認済み端末一覧で「○」だった場合は、SIMロックと対応バンドもクリアしていることが多いため、最も効率のよい確認方法です。一覧になかったときだけ、ステップ2・3を個別に確認すればOKです。
キャリア別の注意(ドコモ・au・ソフトバンク端末)
購入元と同じ回線系の格安SIMを選べば、対応バンドの心配が少なく安心です。違う回線系に乗り換える場合は、より慎重な確認が必要です。
今使っている端末の購入元キャリアによって、相性のよい回線があります。
- ドコモで購入した端末:ドコモ回線の格安SIMなら対応バンドの心配が少ない。
- auで購入した端末:au回線の格安SIMが無難。他社回線では一部バンドに注意。
- ソフトバンクで購入した端末:ソフトバンク回線の格安SIMが無難。
- 違う回線系に乗り換える場合:動作確認済み端末一覧と対応バンドを特に念入りに確認する。
iPhone・Androidそれぞれの確認のコツ
iPhoneは比較的どの回線でも使いやすく、Androidは機種ごとに対応バンドの差が大きい傾向があります。機種名・型番を正確に確認するのがコツです。
確認の際は、設定画面で正確な機種名・型番を調べてから、動作確認済み端末一覧で検索するとスムーズです。iPhoneは対応バンドが広く比較的どの回線でも使いやすい傾向がありますが、Androidは機種によって対応バンドの幅が異なるため、より丁寧な確認をおすすめします。特に海外で購入したAndroid端末は、日本の回線のバンドに対応していないことがあるので注意しましょう。
使えるかどうか確認できたら、次はいよいよ乗り換えです。次の章で、確認後の選び方と選択肢を整理します。
確認できたら乗り換えへ|選び方と選択肢
今のスマホが使えると分かったら、あとはSIMを選んで乗り換えるだけです。対応端末の確認が済めば、乗り換えへの準備は整っています。使える場合はSIM・プラン選びへ、もし使えない場合はSIMフリー端末への買い替えを検討しましょう。ここでは、確認後の進め方を整理します。最後に、海外利用が多い人向けの選択肢も紹介します。
使えると分かったらSIM・プランを選ぶ
今のスマホが使えると分かったら、自分に合ったタイプの格安SIMとプランを選びます。種類や容量を比較して選びましょう。
対応端末だと確認できたら、あとはSIMを差し替えるだけで乗り換えられます。まずは格安SIMの種類を理解し、必要な容量に合ったプランを選ぶのが、失敗しない進め方です。種類やプラン、乗り換え手順は、次の記事で詳しく解説しています。
- 格安SIMの種類と選び方:サブブランド・MVNOなど、タイプ別の特徴を解説。
- 格安SIMの料金プランの選び方:容量別の料金相場とプランの選び方を解説。
- 格安SIMに乗り換える手順:申し込みから開通までの流れを初心者向けに解説。
使えない場合はSIMフリー端末を検討
今のスマホが対応していない場合は、SIMフリー端末への買い替えを検討しましょう。中古なら端末代を抑えられます。
動作確認済み端末一覧になく、対応バンドも合わない場合は、無理に使わずSIMフリー端末への買い替えが安心です。中古や型落ちのSIMフリー端末を選べば、端末代を抑えつつ快適に使えることもあります。SIMフリー端末のメリットや選び方は、次の記事で詳しく解説しています。
- SIMフリー端末とは?格安SIMで使うメリットを解説:SIMフリー端末のメリット・購入先・選び方を解説。
海外利用が多い人の選択肢
海外での利用が多い人は、対応端末で「海外用のeSIM」を使うのもおすすめです。国内の番号を残したまま、現地のデータ通信を手軽に使えます。
今のスマホがeSIMに対応していれば、国内の番号や回線はそのままに、海外用eSIMを追加して現地の通信を使えます。割高な海外ローミングを避けて、現地のデータ通信をお得に使えるのが利点です。受け取り・返却が不要なeSIMなら、出発前にオンラインで準備でき、現地に着いてすぐ使えます。荷物も増えず、レンタルWi-Fiのような返却の手間もありません。
- 旅行・出張で海外に行く機会が多い人:渡航のたびにレンタルWi-Fiを借りるより手軽です。
- 荷物を軽くしたい人:モバイルWi-Fiルーターの持ち運び・充電・返却が不要。
- 現地到着後すぐにネットを使いたい人:事前にオンラインで設定でき、空港でつながります。
対応端末の確認は、乗り換えの第一歩です。使えると分かれば、あとは自分に合ったSIMを選ぶだけ。国内も海外も、今のスマホを賢く活用してみてください。次の章では、ここまでで触れきれなかった疑問にFAQ形式でお答えします。
よくある質問
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A多くのスマホはそのまま使えますが、事前の確認が必要です。特に、2021年10月以降に発売された端末や、購入元と同じ回線系の格安SIMを使う場合は、SIMを差し替えるだけで使えることがほとんどです。確実に使えるかは、SIMロックの状態・対応バンド・動作確認済み端末一覧の3点を確認しましょう。
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A最も確実なのは、乗り換え先の格安SIM公式サイトにある「動作確認済み端末一覧」で自分の機種を探すことです。一覧に載っていてデータ通信や通話が「○」なら、使える可能性が高いです。あわせて、SIMロックが解除されているか、使いたい回線のバンドに対応しているかも確認しておくと安心です。
-
A一覧にない=必ず使えない、ではありません。一覧は各社が検証した範囲を示すもので、載っていなくても対応バンドが合えば使えることはあります。ただし、その場合は動作保証がなく、自己責任での利用になります。確実に使いたい場合は、一覧に載っている端末を選ぶか、SIMフリー端末への買い替えを検討するのがおすすめです。
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A購入元と同じ回線系の格安SIMを使う場合は、対応バンドの心配が少なく、そのまま使える可能性が高いです。たとえばドコモで購入した端末でドコモ回線の格安SIMを使う場合などです。ただし、SIMロックがかかっている古い端末は解除が必要なことがあるため、念のため動作確認済み端末一覧とSIMロックの状態を確認しましょう。
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ASIMロックが解除された端末(またはSIMフリー端末)で、eSIMに対応していれば、海外用のeSIMを使えます。国内の番号や回線はそのままに、海外用eSIMを追加すれば、割高なローミングを避けて現地のデータ通信を手軽に使えます。受け取りや返却が不要なeSIMなら、出発前にオンラインで準備でき、現地に着いてすぐ使えます。
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