タブレットやPCをネットにつなぐ方法は、自宅ではWiFiに接続するだけで完了します。問題になるのは外出先で、方法は「セルラーモデルを使う」「スマホのテザリング」「公衆WiFi」「モバイルWiFi端末」の4つです。タブレットとPCを両方持ち歩く、または複数人で使うなら、1台で全端末をカバーできるモバイルWiFiが手間とコストの両面で有利になります。
タブレットを買ったはいいものの、結局は家の中でしか使っていない。
そんな状態になっている方は、意外と多いのではないでしょうか。
自宅ならWiFiにつなぐだけで済みます。問題は外です。
カフェで作業しようとしたら電波がない、移動中に動画を見ようとしたらつながらない。「外でも使えたら便利なのに」という一歩手前で止まっている状態です。
この問題を解決する方法は、実は4つあります。
それぞれ料金も手間も違い、持ち歩く端末の数によって最適解が変わります。タブレット1台だけなら簡単に済む方法がありますし、PCも一緒に持ち歩くなら別の答えになります。
- タブレット・PCがネットにつながる仕組みと、WiFiモデル/セルラーモデルの違い
- 自宅でWiFiにつなぐ手順(iPad・Android・Windows・Mac別)
- 外出先でつなぐ4つの方法と、料金・手間・安定性の比較
- テザリングで足りるケースと、足りないケースの境界線
- 持ち歩く端末の数から逆算する、あなたに最適な接続方法
読み終わるころには、外出先でもタブレットやPCを迷わず使える状態になっているはずです。
まずは仕組みから確認しましょう。ここを押さえておくと、後の選択がスムーズになります。
タブレット・PCがネットにつながる仕組みは?
タブレットをネットにつなぐには、自宅ではWiFiに接続し、外出先ではセルラー回線・テザリング・モバイルWiFiのいずれかを使います。
まず押さえておきたいのが、タブレットやPCは、それ自体では電波を受信できない機種が多いという点です。
スマホは契約したSIMが入っているので、どこにいても通信できます。一方タブレットやPCの多くは、WiFiという「入口」を経由しないとインターネットにつながりません。
この違いを理解しておくと、外出先で何が必要になるのかが見えてきます。
タブレット・PCには通信機能がない?スマホとの違い
正確には「通信機能がない」わけではなく、携帯電波を受信する機能がない機種があるということです。
| 端末 | WiFi | 携帯電波(SIM) | 単体で外でも使える? |
|---|---|---|---|
| スマホ | ◎ 対応 | ◎ 対応 | ◎ 使える |
| タブレット(WiFiモデル) | ◎ 対応 | × 非対応 | × WiFiが必要 |
| タブレット(セルラーモデル) | ◎ 対応 | ◎ 対応 | ◎ 使える(SIM契約が必要) |
| ノートPC(一般的な機種) | ◎ 対応 | × 非対応 | × WiFiが必要 |
| ノートPC(LTE内蔵モデル) | ◎ 対応 | ◎ 対応 | ◎ 使える(SIM契約が必要) |
表を見ると、WiFiモデルのタブレットと一般的なノートPCは、WiFiがないとネットにつながらないことがわかります。
つまり外出先で使いたいなら、「WiFiを持ち歩く」か「端末自体に通信機能を持たせる」かの二択になるわけです。この記事で紹介する4つの方法も、すべてこのどちらかに分類されます。
WiFiモデルとセルラーモデルは何が違う?
WiFiモデルはWiFi経由でのみ通信でき、セルラーモデルはSIMを入れて単体で通信できるという違いがあります。
タブレットを買うときに必ず出てくる選択肢です。両者の違いを整理しておきましょう。
| 比較項目 | WiFiモデル | セルラーモデル |
|---|---|---|
| 本体価格 | 安い | 1〜2万円ほど高いことが多い |
| 月額料金 | 不要 | SIMの契約料が必要 |
| 外での利用 | WiFiが必要 | 単体で使える |
| GPS機能 | 搭載されていない機種がある | 搭載されていることが多い |
| 向いている人 | 自宅中心、または他にWiFi環境がある人 | タブレット1台を単独で持ち歩く人 |
セルラーモデルは便利ですが、本体価格が高いうえに毎月の通信費もかかります。
1台だけを持ち歩くなら合理的な選択ですが、他にも端末があるなら、後述するモバイルWiFiのほうが結果的に安く済むことがあります。
なお、セルラーモデルで使うSIMには物理カードとeSIMがあり、対応状況は機種によって異なります。違いについては物理SIMとeSIMの比較記事で解説しています。
自分の端末がどちらか確認する方法
手持ちの端末がどちらのモデルか分からない場合は、次の方法で確認できます。
最も早いのは1番です。SIMトレイがあるかどうかを見れば、数秒で判別できます。
セルラーモデルを買うべきだった?後からでも対応できる
WiFiモデルを買った後に「外でも使いたくなった」というケースは珍しくありません。
安心してほしいのは、後からでも外で使えるようにする方法はあるという点です。
- スマホのテザリング/追加の契約なしで今すぐ試せる
- モバイルWiFi端末/1台でタブレットもPCもカバーできる
- 公衆WiFi/カフェや駅など、場所は限られるが無料
むしろ、WiFiモデルを選んでおいたほうが結果的に安く済むケースも多くあります。
セルラーモデルは本体が高いうえに、端末ごとにSIM契約が必要になるためです。タブレットとPCの両方を持ち歩くなら、WiFiを1つ用意するほうが効率的になります。
仕組みが分かったところで、次はまず自宅でつなぐ手順を確認しておきましょう。
すでに接続できている方は、この章は飛ばしてもらってかまいません。
自宅でネットにつなぐ手順
まずは基本となる、自宅のWiFiに接続する手順です。
どの端末でも流れは同じで、WiFi設定を開く → ネットワークを選ぶ → パスワードを入力するの3ステップで完了します。
必要なのはWiFiのネットワーク名(SSID)とパスワードの2つ。ルーター本体の側面や底面に貼られたシールに書かれていることがほとんどです。
タブレットをWiFiにつなぐ手順
iPadとAndroidで、それぞれ操作の入口が少し違います。
- ホーム画面から「設定」を開く
- 「Wi-Fi」をタップし、スイッチをオンにする
- 表示されたネットワーク一覧から、自宅のSSIDを選ぶ
- パスワードを入力して「接続」をタップ
- SSIDの左にチェックマークが付けば接続完了
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」を選ぶ(機種により表記が異なります)
- Wi-Fiをオンにし、一覧から自宅のSSIDを選ぶ
- パスワードを入力して「接続」をタップ
- SSIDの下に「接続済み」と表示されれば完了
一度接続すれば情報が保存されるため、次回からは自動でつながります。
毎回パスワードを入力する必要はありません。
ノートPCをWiFiにつなぐ手順
PCも考え方は同じです。タスクバーやメニューバーから操作します。
- 画面右下のタスクバーにあるネットワークアイコンをクリック
- Wi-Fiがオフの場合はオンにする
- ネットワーク一覧から自宅のSSIDを選ぶ
- 「自動的に接続」にチェックを入れて「接続」をクリック
- パスワードを入力して「次へ」
- 画面右上のメニューバーにあるWi-Fiアイコンをクリック
- Wi-Fiをオンにする
- 一覧から自宅のSSIDを選ぶ
- パスワードを入力して「接続」をクリック
Windowsで「自動的に接続」にチェックを入れておくと、次回以降は電源を入れるだけでつながります。地味ですが、毎日のことなので効いてきます。
つながらないときの確認ポイント
手順どおりに操作してもつながらない場合、原因はだいたい決まっています。
上から順に確認してみてください。
3番の「-2G」「-5G」という表記について補足しておきます。
これはWiFiの電波の種類で、2.4GHz帯は壁に強く遠くまで届き、5GHz帯は速いが障害物に弱いという違いがあります。
ルーターから離れた部屋なら2G、同じ部屋で速度を出したいなら5G、と使い分けるといいでしょう。どちらでもつながるので、遅いと感じたらもう一方を試してみてください。
自宅の接続は以上です。
ここからが本題になります。次の章では、外出先でネットにつなぐ4つの方法を見ていきましょう。
外出先でネットにつなぐ4つの方法
外出先でPCをネットにつなぐ方法は、テザリング・公衆WiFi・モバイルWiFi端末の3つが中心になります。
タブレットの場合はこれにセルラーモデルの選択肢が加わり、全部で4つになります。
それぞれ料金・手間・安定性がまったく違うので、順番に確認していきましょう。
方法①セルラーモデル+SIM契約
タブレット本体にSIMを入れて、単体で通信できるようにする方法です。
スマホと同じ状態になるため、電源を入れればどこでもつながります。
- メリット/持ち物が増えない。設定も最初の一度だけ
- デメリット/端末ごとにSIM契約が必要。PCには基本的に使えない
- 費用/月額1,000〜3,000円程度+セルラーモデルの本体価格
- 向いている人/タブレット1台だけを持ち歩く人
すでにセルラーモデルを持っているなら、格安SIMを契約するのが手軽です。
SIMを挿した後、通信するためのAPN設定(接続先情報の登録)が必要になる場合があります。手順はAPN設定ガイドで解説しています。
注意点として、この方法はタブレット1台にしか使えません。PCも外で使いたいなら、別の手段が必要になります。
方法②スマホのテザリング
スマホをWiFiルーターの代わりにする機能です。
追加の契約も端末も不要で、今すぐ試せるのが最大の利点になります。
- メリット/追加費用なしで今すぐ使える。持ち物も増えない
- デメリット/スマホのバッテリーと容量を消費する
- 費用/基本的に無料(オプション扱いのプランもあります)
- 向いている人/外で使う頻度が低い人、短時間だけ使う人
手軽な反面、常用すると別の問題が出てきます。
詳しくは次の章で扱いますが、「たまに使う」なら最適、「毎日使う」なら厳しいというのが実際のところです。
方法③公衆WiFi(フリーWiFi)
カフェ、駅、コンビニなどに設置されている無料のWiFiです。
費用がかからないのは魅力ですが、使える場所が限られるという前提があります。
- 場所を選ぶ/移動中や電波のない場所では使えない
- 速度が安定しない/混雑時は極端に遅くなることがある
- 接続手続きが必要/メール登録やアプリのインストールを求められる場合がある
- 時間制限がある/1回60分までなど、制限が設けられていることも
- セキュリティ面のリスク/暗号化されていない回線では、通信内容が第三者に見られる可能性がある
特に注意したいのが最後の項目です。
公衆WiFiでは、ネットバンキングやクレジットカード情報の入力は避けたほうが安全です。閲覧程度にとどめ、重要な操作は別の回線でおこないましょう。
方法④モバイルWiFi端末
持ち運べる小型のWiFiルーターを1台用意する方法です。
端末の電源を入れれば、その場に自分専用のWiFi環境ができます。
- メリット/1台でタブレットもPCもスマホもカバーできる
- メリット/スマホのバッテリーと容量を消費しない
- デメリット/端末をもう1台持ち歩く手間がある
- 費用/月額3,000〜5,000円程度
- 向いている人/複数端末を使う人、外で使う頻度が高い人
ポイントは接続台数です。一般的な端末なら5〜10台程度に対応しているため、タブレット・PC・スマホをまとめて接続できます。
1台あたりの費用で考えると、端末が増えるほど割安になる構造です。セルラーモデルのように「端末ごとに契約」する必要がありません。
4つの方法の比較
ここまでの内容を一覧にまとめました。
| 比較項目 | ①セルラー | ②テザリング | ③公衆WiFi | ④モバイルWiFi |
|---|---|---|---|---|
| 月額費用 | 1,000〜3,000円 | 無料 | 無料 | 3,000〜5,000円 |
| 使える場所 | ◎ どこでも | ◎ どこでも | △ 設置場所のみ | ◎ どこでも |
| 対応できる端末 | × その1台のみ | ○ 複数可 | ○ 複数可 | ◎ 5〜10台 |
| PCで使える | × 基本的に不可 | ◎ 可能 | ◎ 可能 | ◎ 可能 |
| 安定性 | ◎ 高い | △ 不安定になりやすい | △ 場所と混雑次第 | ○ 比較的安定 |
| スマホへの影響 | なし | × バッテリー・容量を消費 | なし | なし |
| 持ち物 | 増えない | 増えない | 増えない | 1台増える |
この表から見えてくる判断軸はシンプルです。
- タブレット1台だけ・外で毎日使う/①セルラーモデル
- 外で使うのはたまに・短時間/②テザリング
- カフェなど決まった場所でだけ使う/③公衆WiFi(重要な操作は避ける)
- タブレットとPCを両方使う・複数人で使う/④モバイルWiFi
複数端末をまとめてつなぐなら、限界突破WiFi
タブレットもPCも外で使いたいなら、1台でまとめてカバーできるモバイルWi-Fiが便利です。限界突破WiFiは工事不要で、端末が届いたその日から利用可能。自宅でも外出先でも使えるため、家のネット環境としても兼用できます。まずは公式サイトで、対応エリアやプラン内容を確認してみてください。
4つの方法が出そろいました。
次の章では、最も手軽な選択肢であるテザリングについて、実際に常用するとどうなるのかを詳しく見ていきましょう。
テザリングで済ませるとどうなる?
テザリングのデメリットは、スマホのバッテリー消費が激しく、スマホの契約容量を消費し、接続が不安定になりやすい点です。
4つの方法のうち、最初に試す人が多いのがテザリングでしょう。
追加費用がかからず、今すぐ使えるのですから当然です。
ただ、常用すると無視できない問題が出てきます。ここを理解したうえで、自分の使い方なら足りるのかを判断してください。
テザリングのメリットは?
先に良い面を整理しておきます。
- 追加費用がかからない/多くのプランで無料で使える
- 今すぐ試せる/契約も端末の購入も不要
- 持ち物が増えない/スマホ1台で完結する
- 設定が簡単/スマホ側でオンにして、端末から接続するだけ
この手軽さは大きな強みです。外で使う頻度が月に数回程度なら、テザリングで十分と言い切れます。
問題になるのは、これが日常になったときです。
デメリット①スマホのバッテリーが急激に減る
テザリング中のスマホは、携帯電波の受信とWiFiの発信を同時におこなっています。
通常の使用より負荷が高く、バッテリーの減りが目に見えて早くなります。
| 状況 | 起こること |
|---|---|
| カフェで2時間作業 | スマホの残量が大きく減り、その後の外出に不安が残る |
| 移動中に動画を視聴 | 目的地に着く頃にはバッテリーが心もとない状態に |
| 1日中外で作業 | モバイルバッテリーが実質的に必須になる |
厄介なのは、スマホが使えなくなると連絡手段まで失うという点です。
タブレットで作業するためにスマホの電池を消耗し、いざというときに電話ができない。これは避けたい状況でしょう。
デメリット②スマホの容量を消費する
テザリングで使った通信量は、すべてスマホの契約容量から引かれます。
タブレットやPCは画面が大きいぶん、スマホより通信量が増えがちです。PCでの作業は、想像以上に容量を消費します。
- PCでの動画視聴/画面が大きいぶん高画質で再生されやすい
- クラウドサービスの同期/接続した瞬間に同期が始まることがある
- OSやアプリの更新/PCの更新は数GB規模になることも
- ビデオ会議/1時間で0.5〜1GB程度を消費する
- 大きなファイルの送受信/資料や画像データのやり取り
月末に容量が尽きると、スマホ本体まで低速化します。タブレットのために、スマホの使い勝手まで落とすことになるわけです。
スマホの容量とモバイルWiFiのコスト比較については、スマホの通信費を見直す方法で詳しく解説しています。
デメリット③接続が不安定になりやすい
テザリングは、あくまでスマホの補助的な機能です。
専用のWiFiルーターと比べると、通信の安定性では劣ります。
- 一定時間で自動的にオフになる/省電力機能により接続が切れる
- スマホの発熱で速度が落ちる/長時間使うと本体が熱を持つ
- 着信で通信が途切れる/機種や回線によっては影響が出る
- 接続台数が少ない/同時に多くの端末をつなぐと不安定になる
特にオンライン会議中に切れるのは避けたい事態です。
仕事で使うなら、この不安定さは無視できないリスクになります。
テザリングで足りるケース・足りないケース
ここまでの内容を、判断できる形に整理します。
| 使い方 | テザリングで足りる? |
|---|---|
| 月に数回、短時間だけ外で使う | ◎ 十分 |
| 移動中にタブレットで読書・調べ物 | ◎ 十分 |
| 週1〜2回、カフェで1〜2時間作業 | ○ バッテリーに注意すれば可 |
| 週3回以上、外でPC作業をする | △ 容量とバッテリーが厳しい |
| 外でオンライン会議に参加する | △ 安定性に不安が残る |
| 毎日、外でタブレットとPCを使う | × 別の方法を検討したほうがいい |
| 複数人で共有したい | × スマホの持ち主に負担が集中する |
- テザリングは「たまに使う」なら最適な選択肢
- 常用するとバッテリー・容量・安定性の3点で問題が出る
- スマホの電池が減ると、連絡手段まで失うリスクがある
- 週3回以上外で使うなら、専用のWiFi端末を検討する価値がある
テザリングの限界が見えたところで、次はWiFi端末を用意すると何が変わるのかを確認していきましょう。
WiFi端末が便利な理由|複数端末を持つ人ほど効く
モバイルWiFi端末は、タブレットとPCを両方使う人や、複数人で共有したい人に向いています。
テザリングの問題は、スマホ1台にすべての負担が集中することでした。
モバイルWiFiは、この役割を専用の端末に切り離す発想です。
持ち物が1つ増える代わりに、何が変わるのか。4つの観点から見ていきましょう。
理由①1台で全端末をカバーできる
最も分かりやすい利点がこれです。
一般的なモバイルWiFi端末は5〜10台程度の同時接続に対応しています。
- タブレット/WiFiモデルでも外で使えるようになる
- ノートPC/LTE非搭載の機種でも問題なし
- スマホ/契約容量を消費せずに済む
- ゲーム機・音楽プレーヤー/WiFi対応機器なら何でも
- 同行者の端末/家族や仕事仲間とも共有できる
ここがセルラーモデルとの決定的な違いです。
セルラーモデルは端末ごとにSIM契約が必要ですが、モバイルWiFiは1契約で何台でもつながります。
たとえばタブレットとPCの両方を外で使いたい場合、セルラー方式なら2契約必要ですが、モバイルWiFiなら1契約で済みます。端末が増えるほど有利になる構造です。
理由②スマホのバッテリーと容量を消耗しない
テザリングの2大デメリットが、そのまま解消されます。
| 項目 | テザリング | モバイルWiFi |
|---|---|---|
| スマホのバッテリー | × 急激に減る | ◎ 影響なし |
| スマホの契約容量 | × すべて消費する | ◎ 消費しない |
| スマホの発熱 | × 長時間使うと熱を持つ | ◎ 影響なし |
| いざというときの連絡 | △ 電池切れのリスクがある | ◎ スマホは温存できる |
スマホの容量を消費しないということは、スマホ側を小容量プランに変更できるということでもあります。
モバイルWiFiの料金が増える一方で、スマホの月額を下げられるため、トータルの通信費はそれほど変わらないケースもあります。
理由③家族や仕事仲間とも共有できる
テザリングでは、スマホの持ち主だけに負担が集中します。
家族で外出したとき、1人のスマホでみんなの端末をつなぐと、その人の電池と容量だけが減っていく状態です。
- 家族での外出・旅行/全員のスマホとタブレットを1台でカバー
- 子どもの習い事の待ち時間/親はPC作業、子どもはタブレットで動画
- 出張・出先での打ち合わせ/同行者の端末もつなげる
- 帰省時/実家にWiFiがなくても全員が使える
負担が特定の1人に偏らないというのは、地味ですが実用上のメリットは大きいところです。
理由④自宅のネット環境も兼ねられる
モバイルWiFiは外だけのものではありません。自宅でもそのまま使えます。
つまり、光回線を契約していない世帯なら、1台で自宅のネット環境と外出先の通信を両方まかなえるということです。
- 使える/Web閲覧・SNS・HD画質までの動画視聴が中心
- 使える/同時に使う人が1〜2人
- 厳しい/対戦型オンラインゲームを本格的にプレイする
- 厳しい/4K動画を日常的に視聴する
この条件に当てはまるなら、光回線の工事も月額も不要になります。
容量については無制限モバイルWiFiの選び方も参考にしてみてください。
整理すると、外で使う頻度が低く、端末も1台だけなら割高になります。
逆に複数端末を日常的に持ち歩くなら、費用に見合う価値があるということです。
では自分はどちらなのか。次の章で、端末構成別に最適な方法を確認しましょう。
端末構成別|おすすめの接続方法
ここまでの内容を、具体的なケースに落とし込みます。
判断の軸は「何台を、どれくらいの頻度で、外で使うか」の3点です。
自分に近いパターンを探してみてください。当てはまるものが見つかれば、そのまま結論として使えます。
タブレット1台だけ持ち歩く場合
この構成なら、選択肢は使う頻度で決まります。
| 外で使う頻度 | おすすめの方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 月に数回 | テザリング | 追加費用がかからない。短時間ならバッテリーも問題ない |
| 週1〜2回 | テザリング | モバイルバッテリーを併用すれば十分対応できる |
| ほぼ毎日 | セルラーモデル+格安SIM | 持ち物が増えず、月1,000円台から運用できる |
タブレット1台だけなら、モバイルWiFiは割高になりがちです。
すでにセルラーモデルを持っているなら、格安SIMを契約するのが最も効率的でしょう。
タブレット+ノートPCを持ち歩く場合
ここから状況が変わります。
PCはセルラーモデルの選択肢が事実上ないため、WiFiを用意する必要があります。
- 外で使うのは月数回/テザリングで対応。ただしPC作業は容量に注意
- 週3回以上、数時間使う/モバイルWiFiが有力。テザリングでは容量とバッテリーが厳しい
- PCでオンライン会議をする/モバイルWiFiを推奨。接続の安定性が必要
- 自宅に光回線がない/モバイルWiFi1台で自宅も外もカバーできる
セルラーモデルのタブレットを持っていても、PCのために結局WiFiが必要になります。
それならタブレットもWiFi経由でつなげばよく、SIM契約は不要になるという考え方もできます。
家族でタブレットを共有する場合
複数人で使う場合、誰か1人に負担を寄せない構成が重要になります。
- 親のスマホのバッテリーだけが減り、外出後半に困る
- 親のスマホの容量だけが減り、月末に低速化する
- 親が別行動すると、子どもの端末がつながらなくなる
- 「ちょっとテザリングして」と毎回頼む手間が発生する
モバイルWiFiなら、端末を持っている人の周囲にいれば全員が使えます。
負担が特定の個人に集中しないため、家族利用との相性は良好です。
ただし注意点として、WiFi端末を持ち出せるのは1人だけです。家族が別行動する場面が多いなら、その点は考慮しておきましょう。
仕事で外出が多い場合
業務で使う場合、優先すべきは安定性です。
| 業務内容 | おすすめの方法 |
|---|---|
| メール確認・資料閲覧が中心 | テザリングでも対応可能 |
| 外出先でPC作業をする | モバイルWiFi |
| オンライン会議に参加する | モバイルWiFi(テザリングは切断リスクあり) |
| 顧客先でデモ・プレゼンをする | モバイルWiFi(公衆WiFiは使えない前提で準備) |
| 機密情報を扱う | モバイルWiFi(公衆WiFiは避ける) |
特に顧客先や外出先で「つながらない」は避けたい事態です。
公衆WiFiに頼る前提で出かけると、肝心の場所で使えないというリスクがあります。自前のWiFiを持っておくと、この不確実性がなくなります。
端末構成別 早見表
ここまでの内容を一覧にまとめました。
| 構成・使い方 | おすすめ | ポイント |
|---|---|---|
| タブレット1台・たまに使う | テザリング | 追加費用なし。バッテリーだけ注意 |
| タブレット1台・毎日使う | セルラーモデル+格安SIM | 持ち物が増えず月1,000円台から |
| タブレット+PC | モバイルWiFi | 1契約で両方カバーできる |
| 家族で共有 | モバイルWiFi | 負担が1人に偏らない |
| 仕事で外出が多い | モバイルWiFi | 安定性が最優先。会議の切断を防げる |
| 自宅に光回線がない | モバイルWiFi | 自宅と外出先を1台でまかなえる |
- 端末1台・低頻度/テザリングで十分。無理に契約を増やさない
- 端末1台・高頻度/セルラーモデル+格安SIMが効率的
- 端末2台以上/モバイルWiFiが有利。PCはWiFiが必須のため
- 共有・業務利用/モバイルWiFi。負担分散と安定性の両面で優位
最後に、よく寄せられる質問をまとめておきます。
タブレット・PCのネット接続に関するよくある質問
最後に、接続方法についてよく寄せられる質問をまとめました。
気になる項目をタップすると回答が開きます。
- タブレット・PCの多くはWiFi経由でないとネットにつながらない
- 自宅はWiFi設定を開く→SSIDを選ぶ→パスワード入力の3ステップ
- 外出先の方法はセルラー・テザリング・公衆WiFi・モバイルWiFiの4つ
- テザリングは「たまに使う」なら最適だが、常用には向かない
- 端末2台以上または共有するなら、モバイルWiFiが手間とコストの両面で有利
工事不要ですぐにネットを使いたい方は、限界突破WiFiがおすすめ!
限界突破WiFiは、家の中はもちろん外出先でも快適にインターネットが楽しめるモバイルWi-Fiサービスです。
面倒な回線工事は一切不要で、端末が届いたその日からすぐに利用開始が可能。
「引っ越してすぐにネットを使いたい」「外でもデータ容量を気にせず動画を見たい」「複雑な設定は避けたい」という方でも、わかりやすいシンプルな料金プランとサポートで安心して利用できます。
まずは公式サイトで、対応エリアや詳しいプラン内容を確認してみてください。
