ハネムーンのeSIMは、2人それぞれの端末に1つずつ契約するのが基本です。写真や動画のやりとりが増える新婚旅行は通信量が膨らみやすく、目安は1人あたり1日1〜2GB、1週間なら10GB前後をみておくと安心です。データ専用eSIMなら日本の電話番号はそのまま残るので、帰国後にSIMを入れ替える手間もありません。
一生に一度のハネムーン。せっかくの景色を前にして、地図が開けない、写真が送れない、レストランの予約確認ができない。そんな状態は避けたいですよね。
とはいえ、海外の通信手段は選択肢が多くて迷いやすいところです。WiFiルーターをレンタルするか、eSIMにするか。2人で1つを共有していいのか、それとも2人分いるのか。容量は何GB選べばいいのか。調べるほど分からなくなる、という声はよく聞きます。
先に答えを言うと、ハネムーンならeSIMを2人分、1人あたり1日1〜2GBの容量で用意するのがもっとも失敗しにくいです。新婚旅行は「2人で同じ場所にいる時間」が長い一方で、朝の支度中やお土産選びで別行動になる場面も必ずあります。片方だけがネットにつながっている状態は、思っているより不便です。
この記事では、ハネムーン特有の使い方をふまえて、次の3点を整理します。
- 2人分のeSIMを契約すべき理由と、1枚をテザリングで共有する場合の落とし穴
- 旅行日数・用途別のデータ容量の目安(早見表つき)
- ハワイ・ヨーロッパ周遊・アジアリゾートなど、渡航先別の選び方と出発前の準備手順
なお、この記事で扱うのはデータ通信専用のeSIMです。現地の電話番号は付きませんが、そのぶん日本で使っている番号はそのまま維持されます。通話はLINEやWhatsAppなどのアプリ通話で代用できるので、旅行用途であれば困る場面はほとんどありません。
ハネムーンの通信手段はeSIMが正解?WiFiレンタルとの違い
ハネムーンの通信手段は、荷物を増やしたくない2人旅ならeSIMが有力です。eSIMとは、スマホ本体に内蔵されたSIMにプロフィールをダウンロードして使う、カード不要のSIMのこと。受取や返却の予定を旅程に組み込む必要がなく、出発前にオンラインで手続きを済ませられます。WiFiルーターのレンタルは1台を2人で共有できる反面、持ち歩きと充電、そして別行動時の圏外という課題が残ります。ホテルのフリーWi-Fiは部屋を出た瞬間に使えなくなるため、メインの通信手段にはなりません。ここでは、それぞれの違いを整理していきます。
そもそもeSIMとは?物理SIMとの違いを1分で
eSIMとは、スマホに最初から組み込まれているSIMに、契約情報をデータとして書き込んで使う仕組みです。従来のように小さなICカードを抜き差しする必要がありません。
ハネムーンで効いてくるのは、次の3つの違いです。
| 比較項目 | eSIM | 物理SIM(現地SIM) |
|---|---|---|
| 受け取り方 | オンラインでQRコードが届く | 郵送で受け取るか、現地の空港・店舗で購入する |
| 日本の番号 | そのまま残せる(差し替え不要) | 入れ替えるため、元のSIMを紛失するリスクがある |
| 切り替えのタイミング | 出発前に設定を終わらせ、現地で切り替えるだけ | 現地到着後に入れ替え作業が必要になることが多い |
判断基準はシンプルです。「到着後すぐにネットが使えていないと困る旅程か」で考えてください。空港からホテルまで配車アプリを使う、時間指定のツアーに直行する、といったハネムーンにありがちな動きをする場合、現地で店舗を探す前提の物理SIMより、出発前に準備を終えられるeSIMのほうが安心です。物理SIMとの違いは海外SIMとeSIMの比較記事でも詳しく解説しています。
WiFiルーターレンタルとどっちが得?2人旅での比較
2人旅だと「ルーター1台を共有すれば安く済むのでは」と考えたくなりますよね。ここは実際の旅の動き方で判断が分かれるところです。
ハネムーンでとくに引っかかりやすいのが返却の予定です。帰国日に空港のカウンターへ寄る前提になるため、最終日にゆっくりしたい、乗り継ぎで時間がない、といったケースでは地味に負担になります。料金は渡航先・日数・容量で変わるので、最終的には自分の旅程で見積もりを比べるのが確実です。
ホテルのフリーWi-Fiだけで乗り切れない理由
「リゾートホテルならWi-Fiがあるし、それで十分では」と考える人は多いです。ただ、ハネムーンの過ごし方とは相性がよくありません。
- 移動中に地図が使えず、タクシーやバスの乗り換えで迷う
- レストランやアクティビティの予約確認・変更が現地でできない
- ビーチや観光地で撮った写真を、その場でシェアできない
- 客室では電波が弱く、ロビーまで行かないとつながらないケースがある
- 高級ホテルほど、高速プランが有料オプションになっている場合がある
判断基準としては、「ホテルの外で30分以上ネットを使う予定があるか」で考えるとわかりやすいです。観光やアクティビティが旅程に入っているなら、ホテルWi-Fiは補助的な回線と考えて、自分たちの通信手段を別に用意しておくほうが安全です。
日本の電話番号はどうなる?そのまま維持できます
データ専用eSIMには現地の電話番号が付かないため、日本で使っている電話番号はそのまま維持されます。物理SIMを抜くわけではないので、帰国後に元へ戻す作業も不要です。
ここは新婚旅行でとくに大事なポイントです。式場やホテル、航空会社からの連絡、銀行やカード会社の認証SMSなど、旅行前後は電話番号あての連絡が増えます。番号が使えるまま海外データ通信だけを足せるのは、データ専用eSIMの大きな利点です。
- 日本の番号あてのSMS受信は、日本の回線を有効にしておけば可能(受信料が発生するかはキャリアの海外設定によるため、事前に確認する)
- 日本の回線側のデータローミングは必ずオフにする。ここを切り忘れると高額請求につながる
- 音声通話はLINE・WhatsApp・FaceTimeなどのアプリ通話で代用できる(設定方法はこのあと解説します)
通話付きプランとデータ専用プランの違いを詳しく知りたい場合は、通話付きSIMとデータ専用SIMの比較記事もあわせて確認してみてください。
2人でどう契約する?「2人分eSIM」と「1人分+テザリング共有」を比較
ハネムーンのeSIMは、2人それぞれの端末に1つずつ契約するのが基本です。eSIMは1回線を1台の端末に紐づける仕組みなので、2人でつながるには「2人分契約する」か「片方がテザリングで分け合う」かの2択になります。テザリング共有は費用を抑えられる一方で、親機のバッテリーが一気に減る、別行動した瞬間に相手が圏外になる、という弱点があります。新婚旅行は買い物や支度で別々に動く場面が必ず出てくるため、迷ったら2人分を選んでおくと安心です。ここでは、それぞれの向き不向きを具体的に整理します。
結論:ハネムーンなら2人分の契約がおすすめ
理由は、新婚旅行が「ずっと一緒にいるようで、意外と別行動が多い旅」だからです。
- 妻が支度やヘアメイクをしている間に、夫が朝食やコーヒーを買いに出る
- お土産選びで店内が広く、2人がフロア違いではぐれる
- フォトツアーやアクティビティで、カメラマンと待ち合わせる場所がずれる
- 片方が体調を崩してホテルに残り、もう片方が薬局を探しに行く
- それぞれのスマホから同時に写真をクラウドへアップしたい
判断基準としては、「旅程のなかで1回でも別行動しそうなら2人分」と考えて問題ありません。数十分でも連絡がつかない時間があると、海外では想像以上に不安になります。
1枚をテザリング共有するとどうなる?
テザリングとは、スマホのデータ通信を他の端末に分け合う機能のことです。片方がeSIMを契約し、もう片方はその電波につなげる形になります。
とくに見落としやすいのがバッテリーです。テザリング中の端末は、通信と発熱でいつもより電池の減りが早くなる傾向があります。海外では地図・翻訳・カメラでスマホを酷使するため、親機側はモバイルバッテリーをほぼ必携と考えておいたほうがよいです。
- 夕方に親機のバッテリーが切れ、2人そろって帰り道の地図が使えなくなる
- 片方が先にホテルへ戻り、残った側が配車アプリを呼べなくなる
- 写真のバックアップが自動で走り、数日で容量を使い切る
テザリング共有でも問題ないケースは?
テザリング共有で足りるのは、終日ほぼ一緒に行動し、ネットの用途が地図と検索中心の場合です。ツアー完結型の旅程や、短期のリゾート滞在なら現実的な選択肢になります。
| 旅のスタイル | おすすめの契約 | 理由 |
|---|---|---|
| 添乗員つきツアーで終日一緒 | 1人分+テザリングでも可 | 移動が管理されていて、別行動の時間が短い |
| リゾート内で完結する3〜4泊 | 1人分+テザリングでも可 | 館内Wi-Fiと併用でき、外出が少ない |
| 個人手配で自由行動が多い | 2人分 | 買い物・送迎・待ち合わせで別行動が発生する |
| ヨーロッパなど複数都市をまわる | 2人分 | 移動と予約確認が多く、圏外リスクを避けたい |
| SNS投稿や写真共有を頻繁にしたい | 2人分 | アップロードが多く、1契約では容量を消費しやすい |
なお、テザリングが使えるかどうかはプランによって扱いが異なる場合があります。共有前提で選ぶなら、申し込み前にテザリング可否を公式サイトで確認しておくと確実です。
費用はどれくらい変わる?考え方の整理
2人分にすると単純に2契約分の費用がかかりますが、その差額をどう見るかがポイントです。
- ✓2人分にする場合、1人あたりの容量は共有時より小さめで足りることが多い
- ✓共有で容量を使い切って追加購入すると、結果的に割高になるケースがある
- ✓WiFiルーター2台を借りる場合と比べると、eSIM2人分のほうが荷物も手続きも少ない
- ✓料金は渡航先・日数・容量で変動するため、最終判断は公式サイトの見積もりで行う
ハネムーンは食事やアクティビティに予算をかける旅です。そのなかで通信費の差額は、旅行全体から見れば小さい部分になることが多いです。「つながらなくて焦る時間を減らすための費用」と考えると、判断しやすくなります。
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2人で使うeSIMの容量目安|1日・日数別の早見表
海外旅行で使うデータ量の目安は、1人あたり1日1〜2GBです。地図・検索・SNSの閲覧が中心なら1GB前後で足りますが、写真の自動バックアップや動画の共有が入ると2GBを超える日も出てきます。1週間のハネムーンなら1人10GB前後、10日以上なら15〜20GBを目安に考えると安心です。2人で1契約を共有する場合は、単純に2倍の容量が必要になります。ここでは用途ごとの消費量と、日数別の早見表で具体的に整理します。
1日あたりの目安は1〜2GB|用途別の消費量
データ通信量は「何に使うか」で大きく変わります。旅行中によく使う機能を、消費の大きさ順に並べると次のようになります。
| 用途 | 消費の目安 | ハネムーンでの使用頻度 |
|---|---|---|
| メッセージアプリ(テキスト中心) | ごくわずか | 毎日 |
| 地図アプリでのルート検索 | 小さい(1回あたり数MB程度) | 1日に何度も |
| Webでの店・観光地の検索 | 小さい | 1日に何度も |
| 翻訳アプリ(音声・カメラ翻訳) | 中くらい | 食事・買い物のたび |
| SNSのタイムライン閲覧 | 大きい(動画が自動再生されるため) | 移動中・待ち時間 |
| 写真・動画のクラウド自動バックアップ | 非常に大きい | 設定次第で常時 |
| 動画視聴・ビデオ通話 | 非常に大きい | 家族への近況報告など |
判断基準は「動画が絡むかどうか」です。テキストと地図だけなら1日1GBでも十分足りますが、SNSのリール動画を眺める時間が長い人や、撮影した動画を家族に送る人は、1日2GBを基準に考えてください。
旅行日数別の推奨容量はどれくらい?
ハネムーンで多い日程にあてはめると、1人あたりの推奨容量は5泊7日で10GB前後が目安です。下の表は、2人それぞれが契約する前提でまとめています。
| 旅行日数 | ライトに使う人(1人分) | しっかり使う人(1人分) | 1契約を2人で共有する場合 |
|---|---|---|---|
| 3泊5日 | 3〜5GB | 8GB前後 | 10GB前後 |
| 5泊7日 | 5〜8GB | 10〜12GB | 15〜20GB |
| 7泊9日 | 8〜10GB | 15GB前後 | 20〜25GB |
| 10日以上 | 10〜15GB | 20GB前後 | 無制限プランも検討 |
「ライトに使う人」は、地図・検索・メッセージが中心で、写真の共有は帰国後にまとめて行うタイプ。「しっかり使う人」は、毎日SNSに投稿し、その場で写真や動画を送るタイプです。どちらか迷ったら、しっかり使う側の数値を選んでおくのが無難です。旅行中に足りなくなるストレスのほうが、少し余らせる損より大きくなります。
ハネムーンで容量が膨らむ3つの原因
普段の海外旅行より、新婚旅行のほうが通信量は増えやすい傾向があります。理由ははっきりしています。
とくに注意したいのが1つ目です。写真アプリのバックアップ設定を確認しないまま渡航すると、本人が気づかないうちに容量を消費します。出発前にオフにするか、Wi-Fi接続時のみ同期する設定に変えておいてください。
容量を節約するコツは?
容量を節約するなら、写真のクラウド同期をWi-Fi接続時のみに変更し、地図をオフラインで保存しておくのが効果的です。この2つだけで消費量は大きく変わります。
- ✓写真・動画のクラウドバックアップを「Wi-Fi接続時のみ」に変更する
- ✓地図アプリで滞在エリアをオフライン保存しておく
- ✓アプリの自動アップデートをオフにする
- ✓SNSの動画自動再生をオフにする
- ✓高画質の動画共有は、ホテルのWi-Fiにつないでからまとめて行う
- ✓端末の設定から、残りデータ量をこまめに確認する習慣をつける
途中で足りなくなったらどうする?
容量を使い切った場合の動きは、プランによって2パターンに分かれます。通信が完全に止まるタイプと、低速になっても通信は続くタイプです。
- 使い切ったあとの扱い(停止/低速化)は、申し込み前に公式サイトで確認しておく
- 追加チャージができるプランかどうかを確認する。できる場合、現地からの手続き方法も事前に把握しておく
- 追加購入を重ねると割高になりやすいため、最初から少し余裕のある容量を選ぶほうが結果的に得になりやすい
- 残量が減ってきたら、ホテルのWi-Fiを使う比率を増やして調整する
ハネムーンは旅程が決まっていて、途中で通信の立て直しに時間を使いたくない旅です。迷ったら1段階上の容量を選ぶ、という考え方で問題ありません。
渡航先別|ハネムーンeSIMの選び方
ハネムーンのeSIMは、渡航先の対応国・周遊プランの有無・容量の3点で選ぶと失敗しにくいです。ハワイやグアムのように通信環境が安定しているエリアなら容量だけ決めれば十分ですが、ヨーロッパの複数都市をまわるなら周遊プランが必須になります。アジアや南太平洋のリゾートは、島や山間部で電波が届きにくくなる場合があるため、ホテル館内Wi-Fiとの併用を前提に考えておくと安心です。ここでは、ハネムーンで人気の行き先ごとに押さえるポイントを整理します。
ハワイ・グアム|定番エリアは容量選びに集中できる
ハネムーンで最も選ばれやすいエリアです。都市部やリゾート周辺は通信環境が整っている傾向があり、eSIMでも普段と近い感覚で使えます。
| プラン選び | 単一国プランで問題なし。容量の決定に集中できる |
| 容量の目安 | 5泊7日なら1人5〜10GB。SNS投稿が多いなら上限側を選ぶ |
| 注意点 | ノースショアや山道のドライブ、離島ツアー中は電波が不安定になることがある |
| おすすめの使い方 | ドライブ前に地図をオフライン保存しておくと安心 |
判断基準としては、レンタカーで自由に動く予定があるなら容量は多めにと考えてください。ルート検索と再検索を繰り返すため、地図アプリの使用時間が長くなります。
ヨーロッパ周遊|複数国をまたぐなら周遊プランが必須
イタリアとフランス、スペインとポルトガルのように複数国をまわる場合は、対象国をまとめてカバーする周遊プランを選ぶのが基本です。単一国プランを国ごとに買い直すと、手続きも費用もかさみます。
- 訪問予定の国がすべて対象に含まれているか(乗り継ぎで立ち寄るだけの国も確認しておく)
- 国をまたいだとき、追加の手続きが必要か。自動で切り替わるタイプかどうか
- イギリス・スイスなど、ヨーロッパ周遊プランでも対象範囲が異なる場合があるため個別に確認する
- 鉄道移動が多い旅程では、走行中に電波が途切れる前提で予約情報をスクリーンショット保存しておく
ヨーロッパのハネムーンは、都市間の移動と時間指定の予約が多くなりがちです。駅や空港で予約画面をすぐ出せる状態を保てるかどうかが、通信手段選びの実質的な判断基準になります。
アジアリゾート|バリ・プーケット・モルディブは館内Wi-Fi併用が前提
リゾート滞在型のハネムーンで人気のエリアです。都市部やリゾートエリアでは問題なく使える一方、立地によって電波の入り方に差が出ます。
| 滞在スタイル | 通信の考え方 |
|---|---|
| 市街地・観光エリア中心(バリのウブド、プーケットのパトンなど) | eSIMで十分。観光・食事・配車アプリを快適に使える |
| 離島・水上ヴィラ滞在(モルディブなど) | 館内Wi-Fiがメイン。eSIMは移動日と本島側での保険として用意する |
| 山間部・自然エリアのツアー | 圏外になる時間を想定し、地図と集合場所を事前に保存しておく |
モルディブのようにリゾート専用の島へボートや水上飛行機で移動する旅程では、移動中に電波が届かない時間が出やすくなります。到着時刻や送迎の連絡は、出発前にメールやスクリーンショットで手元に残しておくと安心です。
タヒチ・南太平洋など、通信が弱めのエリアはどう考える?
通信環境が都市部ほど整っていないエリアでは、「つながらない時間があっても困らない準備」のほうが重要になります。
- 航空券・ホテル・送迎の確認書類は、オフラインで開ける形式で保存しておく
- 地図は滞在エリアをまとめてオフライン保存する
- 現地の連絡先(ホテル・現地係員)は端末のメモにも控えておく
- 家族への連絡は「毎日必ず」ではなく、つながったときにまとめて行う前提で伝えておく
- 対応エリアはプランによって異なるため、申し込み前に必ず対象国の一覧を確認する
申し込み前に必ず確認したい3つのポイント
渡航先が決まったら、最後に次の3点をチェックしてください。ここを外すと、現地でつながらない原因になります。
対応国や利用可能な通信事業者は変更される場合があります。最新の対応エリアは、申し込み前に公式サイトで必ず確認してください。
出発前にやること|失敗しないeSIM準備チェックリスト
eSIMは、出発前にインストールまで済ませ、現地に着いてから切り替えるだけの状態にしておくのが基本です。QRコードの読み取りには安定したネット環境が必要なため、日本の自宅Wi-Fiで設定を終わらせておくと確実。あわせて、日本の回線のデータローミングをオフにしておけば、意図しない海外パケット料金も防げます。2人旅の場合は、出発前に2台とも同じ手順を終えているかを確認してください。ここでは準備から現地での切り替え、トラブル時の対処までを順番に解説します。
出発前①:端末がeSIMに対応しているか確認する
最初に確認するのは、2人それぞれの端末です。eSIM非対応の機種だと、そもそも利用できません。
- eSIM対応の有無:端末の設定画面に「eSIMの追加」「モバイル通信プランの追加」といった項目があるかを見る。近年のiPhone・Androidの多くは対応しているが、機種によって異なる
- SIMロックの解除:キャリアで購入した端末は、SIMロックがかかっていると海外のeSIMを使えない場合がある。契約中のキャリアのマイページから状態を確認する
ここは2人とも必ず確認してください。片方の端末だけ対応していないケースは実際によくあります。もし1台が非対応だった場合は、対応している側がeSIMを契約し、テザリングで共有する形に切り替える判断が必要です。
出発前②:QRコードを受け取り、インストールまで終わらせる
eSIMのインストールは、日本にいるうちにWi-Fi環境で済ませておくのが鉄則です。現地の空港でQRコードを読み取ろうとしても、ネットにつながっていないと手続きが進まないためです。
プランによっては、インストールした時点ではなく、現地で通信を開始した時点から有効期間がスタートするものもあります。開始タイミングの扱いは事前に公式サイトで確認しておいてください。APNなどの詳細設定が必要な場合の手順はAPN設定ガイドにまとめています。
現地到着後:データ通信を旅行用の回線に切り替える
飛行機を降りたら、機内モードを解除して次の操作をします。やることは2つだけです。
| 操作 | 設定内容 |
|---|---|
| モバイルデータ通信の回線 | 旅行用に追加したeSIM側を選ぶ |
| 日本の回線 | データローミングはオフのまま。電話番号の待ち受けは維持される |
この状態にしておけば、日本の番号あてのSMSは受信しつつ、データ通信は旅行用のeSIMを使うという使い分けができます。空港の到着ロビーでつながるか確認してから移動すると、そのあとの動きがスムーズです。
通話はどうする?アプリ通話で代用できる
データ専用eSIMには電話番号が付かないため、通話はLINE・WhatsApp・FaceTimeなどのアプリ通話で代用します。データ通信を使うので、追加の通話料はかかりません。
- ✓夫婦それぞれのスマホに、同じ通話アプリを入れて動作確認しておく
- ✓海外ではWhatsAppが主流の国も多いため、渡航先に合わせて用意しておく
- ✓ホテルやレストランへの電話が必要な場面は、予約アプリやメールで代替できるか確認しておく
- ✓緊急時に備え、現地の日本大使館・領事館の連絡先を控えておく
なお、日本の回線で国際ローミング通話を使うと高額になりやすいため、通話は基本的にアプリ側に寄せると考えてください。通話付きSIMとの使い分けは通話付きSIMとデータ専用SIMの比較記事で詳しく解説しています。
つながらないときの確認手順
現地でネットにつながらないときは、慌てて再インストールする前に、上から順に確認してみてください。多くはここで解決します。
- 設定を片方に任せきりにしない。2人とも切り替え方法を把握しておく
- フリーWi-Fiでクレジットカード情報や予約サイトへログインするのは避ける(セキュリティ対策は海外SIMのセキュリティ解説を参照)
- モバイルバッテリーは2人で1つではなく、それぞれ持つほうが安心
よくある質問
-
A2人分それぞれ契約するのが基本です。eSIMは1回線につき1台の端末に紐づくため、片方だけ契約した場合、もう片方はテザリングでつないでもらう必要があります。新婚旅行は支度中やお土産選びなどで別行動する場面が必ず出てくるので、2人分あると安心です。終日ツアーで一緒に動く旅程なら、1人分+テザリングでも対応できます。
-
Aデータ通信専用のeSIMなら、日本の電話番号はそのまま維持されます。物理SIMを抜くわけではなく、データ通信だけを旅行用の回線に切り替える形だからです。日本の回線を有効にしておけば番号あてのSMSも受信できます。ただし、日本の回線側のデータローミングは必ずオフにしてください。
-
A1人あたり10GB前後が目安です。地図・検索・メッセージが中心なら5〜8GBでも足りますが、毎日SNSに投稿したり、写真や動画をその場で共有したりする場合は10〜12GBを見ておくと安心です。1契約を2人で共有するなら15〜20GBが目安になります。迷ったら1段階上の容量を選ぶほうが、旅行中のストレスは少なくなります。
-
A端末とプランが対応していれば可能です。ただし、テザリング中は親機のバッテリー消費が大きくなり、観光中に電池切れを起こしやすくなります。また、別行動すると子機側はその時点で圏外になります。テザリング共有を前提に選ぶ場合は、申し込み前に公式サイトでテザリングの可否を確認してください。
-
A複数国に対応した周遊プランを選べば、1つの契約でまとめて使えます。ヨーロッパ周遊やアジアの複数都市をめぐる旅程では、国ごとに買い直すより手続きも費用も抑えられます。ただし、プランによって対象国は異なります。乗り継ぎで立ち寄る国も含め、訪問予定地がすべて対象に入っているかを申し込み前に確認してください。
-
Aモバイルデータ通信の回線を日本の回線に戻すだけで、普段どおりの状態に戻ります。物理SIMのように差し替える作業は不要です。使い終わったeSIMのプロフィールは端末に残しておいても問題ありませんが、不要であれば設定画面から削除できます。次回の渡航でも同じサービスを使うなら、残しておくと再設定が楽になる場合があります。
- eSIMは2人それぞれ1つずつ契約するのが基本。別行動が1回でもある旅程なら2人分を選ぶ
- 容量の目安は1人1日1〜2GB。1週間なら10GB前後、共有するなら15〜20GB
- 写真の自動バックアップは出発前に「Wi-Fi接続時のみ」へ変更しておく
- 複数国をまわるなら周遊プラン。対応国と有効期間の起算日は申し込み前に確認する
- データ専用eSIMなら日本の電話番号はそのまま維持。通話はアプリ通話で代用できる
荷物を減らして快適に旅するなら、X GLOBAL SIM!
X GLOBAL SIMは、世界200カ国以上に対応したeSIM対応グローバルWi-Fiサービスです。
モバイルWi-Fiのような受取・返却の手間は一切なし。オンライン申し込みから最短5分でQRコードが届き、即座にネット環境が手に入ります。
「Wi-Fiルーターは重い」「高額なレンタル料を節約したい」「でも初めてのeSIMは不安…」という方でも、
丁寧なサポートと安心の定額プランで、身軽な旅を強力にバックアップします。
まずは公式サイトで、あなたの渡航先の料金をチェックしてみてください。
